ところで、前にも書いたことですが、 イスラエルでは口喧嘩している人をよく見かけます。 車はクラクションうるっさいし。 一日100回は聞いてると思う。。。
うん、絶対聞いてる。 とにかくちょっとした事で鳴らす。すぐ鳴らす。 且つ鳴らす。 で、人の話を聞かない。で、自分の主張ばっかする。 話を聞かない時はそりゃ見事なもので、両方喋りっぱなし。 漫才かと思う。
でも、不思議と殴り合いの喧嘩までにはいかない。 よく言われる、次の日になったら普通に挨拶してる、てな感じですか。
ある日、バスに初めて乗ったんです、テルアビブで。 行き先がわからないもんだから、バスの運転手さんに聞くと、 運転手英語通じない。 すると、それを聞いていた客が7、8人も一気に案内してくれました。
もう、我こそは、我こそは、の勢いで、 もう、ボクが知ってる、ボクが知ってる、の勢いで、 もう、あたいにまかせろ、あたいにまかせろ、の勢いで、 「それは○番のバスだ!」 「いや、○番の方が近い!」 「あそこのバス亭から乗ったらいい!」 と言い合い。
なはは、おもろい。 この時思ったんです、ユダヤ人のソレとは、性格じゃないかな、と。
いや、これはまだ1年しか住んでない、ボクの感想なんですが、 ユダヤ人は特別に頭が良いのではなく、 お金に対して特別に能力があるわけでもなく、 ソレはただの性格、習慣、そういったもんだな、と感じました。 全てにハングリーな精神、というか、 おそらく今までの迫害の歴史の中で培われたもの、 とでも言えましょうか、そんな感じがします。
自分から主張しなければ、自分の存在がない、そんな環境? だから、仕事の時もそりゃハングリーです。 ユダヤ人とヘタに仕事したら、 搾り取られるだけ絞り取られるかも知れません。 まぁそれは極論ですが、がっつり来ます。
バスの時に7,8人が一気に私にがっつり教えてくれた様に ビジネスでもがっつり来ます。 だから、性格なんだなぁ、と感じるんです。
で・・・