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[Airbnbホスト実録レポート] エアポートタクシーサービスにクレーム!

スーパーホストです。現在、バンコクにてリスティング5件を運営、チェンライに2件を準備中。ここでは、実際に起こったトラブル(大小を問わず)と私なりのその対処法を紹介します。情報共有として、他ホストの参考になれば幸いです。

■エアポートタクシーサービスにクレーム!

MALEE’S HOMEはエアポートタクシーサービスを用意しています。チャータータクシーです。はっきり言って、他国に漏れず、空港の観光客はタイ人タクシーにとっては、カモです。いや、もちろん、すべてのタクシーがそうゆうわけでもないですし、そんなことは百も承知なんですが、現実はそんな甘ったるいことを言っていられる状況でもありません。

私の友人はスワンナプームからシーロム地区まで、1600バーツ取られました。「4人だから1600バーツね」って。日本人感覚では、空港から市街まで、一人当たり400バーツ=1200バーツか、そんなもんか、ということで乗ってきちゃうみたいなんですが、こうゆうのが彼らの価格を釣り上げているんですよね。。

後は、単純に正規で並んでタクシー乗ると、空港チャージが50バーツ取られます。

今回のクレーム案件を言う前に、空港(ドンムアン)からMALEE’S HOMEまでのメーター料金をいうと、おおむね250バーツです(高速代は別途)。しかし、これはタイ語でタクシー運転手に言うからであって、これが明らかにタイ語を喋れない欧米人で、その上空港となると、なかなかメーター料金というのは難しいかも知れません。ただ、他のゲストの声も聞いていると空港の敷地から出るとメータータクシーを捕まえることができたそうです。

そして、我々のエアポートタクシーサービスはドンムアン空港からだと600バーツです。ちなみに、このタクシーサービスとは、長年の付き合いのあるタクシー運転手に依頼しており、業務提携をしているだけで自分が行っているわけではありません。(まさか…)

さて、今回のゲストはこのエアポートタクシーサービスを利用して、つまり600バーツを支払って、ドンムアン空港からMALEE’S HOMEまで来られました。そこまでは良かったんですが、その後、彼の友人と落ち合ってショックを受けたと言うんです。彼の友達曰く、ドンムアン空港から220バーツできたというんです。なのに自分は600バーツでショックを受けている。。「この料金の違いはなんなんだ?」というものです。

はぁ。。

言いたいことはいくつもいくつもあるんですが、聞かれたからにはそれには答えるだけ答えて、差額である380バーツをこの、自分とは価値観が異なるカナダ人にあげて、さっさと終わらせました。

以下が、実際に返答したメッセージ回答です。

どうぞ残念に思わないでください。私なりに説明しましょう。

普通のタクシーとの違いは、チャータータクシーだからです。これが、理由です。では普通のタクシーとチャータータクシーの料金の違いを解説します。普通のタクシーとチャータータクシーの違いとは、コストの違いからきています。下記にそのコストを挙げていきます。

1. 空港からMALEE’S HOMEまでのコスト
空港からMALEE’S HOMEまでは高速道路を使用しなければおよそ250バーツです。しかし、これは道路の混雑状況やルートによって異なりますので、あなたの友達の言われる220バーツで考えてみましょう。

– 普通のタクシーのコスト 220バーツ
– チャータータクシーのコスト 220バーツ

2. 空港からMALEE’S HOMEまでの高速道路のコスト
あなたが空港からMALEE’S HOMEまで来るのにMr.Siamは高速道路を使用したはずです。この高速道路代は120バーツです。

– 普通のタクシーのコスト 220バーツ
– チャータータクシーのコスト 340バーツ

3. Mr.Siamが空港まであなたを迎えに行くまでのコスト
Mr.Siamは空港に住んでいるわけではありませんので、当然、空港まで迎えに行くコストがあります。通常、彼は空港まで行くのにお客さんを乗せているわけではないので高速道路は使わないで行っているはずです。そのため、ここでは高速道路代は考慮しません。

– 普通のタクシーのコスト 220バーツ
– チャータータクシーのコスト 560バーツ

4. Mr.Siamが空港であなたを出口で待っている時間のコスト
この時間的コストは目に見えないものなので見落としがちですが、大事な部分です。Mr.Siamがゲストを空港の出口でお待ちしている間、タイ人のコストはいくら安いと言っても、厳密に言えばそこでコストは発生しているのです。ましてや、今回は飛行機が遅れたこともあってより長い時間Mr.Siamはあなたを出口でお待ちしていたはずです。そして、彼は絶対に時間に遅れることはありません。もし、あなたが深夜に異国の空港の出口を出て、誰もタクシーもいなければどうでしょう?私なら、不安です。私達のタクシーサービスは、我々の大事なゲストにそうした不安な思いをさせないために、Mr.Siamはゲストが空港の出口に出る頃には必ず出口で待っています。(通常、1~2時間は待つのが常であり、3時間以上待つこともあります)
タイの最低賃金は1日あたり300バーツです。一日あたりの労働時間は8時間と定められていますので、1時間あたり37.5バーツです。待ち時間のコスト平均をとって75バーツとここでは計算します。

– 普通のタクシーのコスト 220バーツ
– チャータータクシーのコスト 635バーツ

概ね以上の違いが、普通のタクシーと我々のチャータータクシーの違いです。
補足しますと、チャータータクシーのコストは低く見積もっています。例えば、1番は、タクシーが少しでも道間違えたりするとすぐに50バーツくらい分は迷います。4番の最低賃金というのもあくまでも最低賃金であり、正規雇用の場合なので、今回のようにスポットでタクシーをチャーターする場合、勿論ですが、1時間あたり37.5バーツで計算してくれるところなどありません。また、時間帯のこともあります。今回も深夜の送迎ではありましたが、私達のタクシーサービスは深夜料金などは特に設定していません。

上のように低く見積もっても、635バーツです。そうした端数すら割引して、600バーツで提供しています。以上が私達のタクシーサービス600バーツの根拠で、同時にチャータータクシーと普通のタクシーの違いです。

そして、以下が我々が何故、割引してまでもチャータータクシーをおすすめしているかのポイントです。

5. 道に迷う
タイ人は地図が読めません。また、住所から正確な場所を把握することができません。我々の国に住んでいると理解ができませんが、そうした文化がないんです。私も40カ国ほどは海外旅行に行っていますが、アフリカや、その他東南アジア諸国でもしばしばこうしたことはありましたが、バンコクはこれだけの世界都市なのに、驚くべきことにそこの現地の人は住所が解らないんです。ではどうやっていくのか?人に聞いて行くんです。でも深夜だと聞く人もいなくなるので、特に深夜だと迷うことがあります。他のゲストは一番長くて、2時間ほど多く時間がかかったこともあります(それはタクシードライバーが単純に場所を勘違いしていたケースです)。タイでは、タクシードライバーが道に迷えば、客がその分多く支払わなければなりません。日本では、こんなことはあり得ません。もし、タクシードライバーが道を間違えたのなら、それはタクシードライバーに責任があるとし、その道間違えた分はカットです。その前に、日本ではタクシードライバーが道を間違える事自体がないことですが。。ともかく、タイでは客が支払います。
その点、Mr.Siamは勿論のこと、道に迷うことはありません。

6. 事件に遭遇しないように!
タイのタクシーでは、以下のようなトラブルが観光客含め、しばしば起こっています。
・ぼったくり(私の友人は4人で乗車してMALEE’S HOMEの近所まで来るのに1600バーツ取られました)
・タクシードライバーが酔っている
・タクシードライバーがドラッグをやっている
・強姦
・強盗
・殺人

私もこの国にとっては外国人(日本人)です。なので至るところで声をかけられますが、私がタイ語をしゃべりだすと相手も態度を変えます。特に深夜の観光客は残念ながら、狙われる対象になりがちです。

ゲストには長旅でお疲れのところ、心地よく、安全に、空港からMALEE’ S HOMEに来てもらいたく、私達はMr.Siamのタクシーサービスをおススメしています。おススメする理由は、5番と6番です。クレイジーなタクシードライバーに捕まって、タイに到着して早々、嫌な思いをしてもらいたくないですし、トラブルに遭ってはなりません。

以上が理由で600バーツという料金で、私達はゲストにこのタクシーサービスをおススメしていますが、ゲストがこれを理解できずにショックを受けているというのなら、それは私達の本意ではありません。

600-220=380

あなたがもし、上の事情に納得しないというのなら、私達はいつでも380バーツを支払いましょう。あなたがそれを望むならお知らせください。

そして彼の回答は・・・

結果、このゲストは「やはり彼(タクシードライバー)に差額を返金してもらえれば・・・」と言ってきたので、もうこの事には触れずに380バーツあげて終わらせました。

ちなみに、下記は私の本心であり、このゲストには言わない部分です。彼はタクシードライバーに返金を求めていて、私が彼にあげた380バーツも、おそらく私がタクシードライバーに話をつけたのだと見受けられますが、私が、まさかそんな筋の通らないことをするはずがありません。彼は、旅行慣れしていないのでしょう、グローバルマナーがまるでなっていない。欧米人が、タイ人を下に見ているのかわかりませんが、タイ人に対して礼がなってないばかりか、失礼極まりない態度であります。残念ながら、価値観が異なる相手であり、そのような人と対等に話していては、自分の人生の貴重な時間が無駄となるばかりか、自分も彼の次元まで堕ちることとなるのでこの本心は勿論、私がそのような人に言う事はありません。

まとめ

とは言え、私がこのゲストに対し、その他おもてなしを怠ることはありません。ひとつの価値感は違えど、彼等が我々の大切なゲストであることは変わりありませんし、タクシーの件とはまた別の話です。

結果、私はこのゲストより全5スターのレビューをもらっています。

 

バンコクの暮らし体験はスーパーホストのMALEE’S HOME

 

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