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タイ王国政府総合庁舎にある消費者センターにまたまた行ってきた件 その2

「いえ、全額返金してもらいます」

私はこう口をきりました。するとBmsは困ったように

「・・・ではどうしましょう。コンド会社の担当者を待ちますか?」

待って話せるものなら、待ちましょう、と答えると、目の前でBmsがコンド会社の担当者に電話をし始めました。結果、どうやら病院から 今からこっちに来るそうです。お昼前には来るとの事、では待ちましょう、ということになりました。Bmsは一旦どこかへまた消えていきます。

11時半くらいを過ぎてまたBmsがやってきました。まぁ、端的に言うと、もう一度確認でした。

「50,000バーツで了承してくれるなら、今残りの58,000バーツを返金します」

と私達を説得(クロージング)にかかってきたのでした。どことなく、このBmsが怪しいのでそこら辺はブレずに、いえ、コンド会社を待ちます、ときっぱりと回答。なんか他にもぐちゃぐちゃと言っていました。カチンと来たのが先方の言い分として、

「予約金と契約金を返金できないのは、あなたに購入してもらう予定で確保しておいた部屋であったのに結局購入してもらえなかった。我々には、その期間の損失があるからです」

みたいなことを言った時です。いやいやいや、それを言っちゃぁあかんですよ。私は、このブログでも自己紹介しています通り、曲がったことが大嫌いでしてね、つまり、こうした筋が通ってない言動を最も嫌う者なのです。

時間を無駄にしたのはこちらだって一緒です。損失、という意味では、このコンドを購入できなかったことについての我々の投資計画は狂いました。コンド会社が「責任もって融資してくれる銀行を紹介してくれる」と言っていた銀行が結局全部ダメだった代わりに、私達が約10人の各銀行に費やした時間だってそうです。私の時給分の損失はどうしてくれるのか。そんな言い方をするのなら、自分達で片っ端から銀行に回った交通費や、銀行の担当者に購入したお酒代や、オランダで購入したお土産代だってあるが、どうしてくれるのか。全く、筋が通ってないことを言われる。

みたいなことを口早に言い立てると、Bmsは反論できません。そりゃ、そうです。この場合、正論を言っているのは、私の方です。それを言うなら、コンド会社は「あなたがサインした契約書には返金しない事を明確に記載しています。その為に返金はできません」と言うべきだったでしょう。これが、コンド会社の持つ唯一の正論ではないか。

そんなことをBmsと話していると、この会話に割り込んできた人がいる。Cmrだ。Cmrはどうやらこの消費者センターの職員らしく、こう言います。

「お話し中、すいません。さっきコンド会社の担当者より電話があって、40,000バーツで決着を着けたい、ということです」

一瞬、現場はし~んとなり、なんとも言えない雰囲気になったのを鮮明に覚えています。なかなかおもしろいことになってきました。というのも、明らかにBmsの挙動不審な素振り。なはは、なんて解りやすいんでしょう、タイ人ったら。要は、はじめからBmsとコンド担当者の間で40,000バーツというのは話していたのだと思われます。つまり、Bmsは50,000バーツでこの話を決着できたら、10,000バーツをコンド会社担当者よりもらえる話だったと思います。まぁ、これは単なる推測なので実際のところは解りませんけど。

解りませんが、とにかくBmsが慌てて「その話は聞いてます。もういいからあっちへ行って」とジェスチャー付きでCmrを追っ払います。

Cmrの話は置いといて、それでも「50,000バーツ」で言ってくるBmsには、

「とにかくあなたと話していてもしょうがない。コンド会社の担当者が来るまで待ちますので、その担当者と話をします」

と言って、今向かっているんですよね?と確認すると今度は何時になるかわからない、と言います。なんか、明らかにおかしいんですよね。だったらいいです、今日は先方も具合が悪いようなので今日は帰って、また後日に来ますので3者で、みんなでお話ししましょう、と言いました。具合が悪い、なんてのもきっと作戦なんだろうと思い切ってましたので、この時は。 そしたら案の定、Bmsが折りてきました。後日にするとみんなが時間の無駄となるので、今日にしましょう、その内に来るはずです、と。そして、またBmsは一旦どこかに行ってしまいました。

12時を回り、職員がみんなお昼休みにぞろぞろと出ていきます。するとその中から一人男の人がやってきて、「ランチタイムです。ご飯は食べましたか?」と言います。なんなんだここは、色んな人がやってくる。この人は後でも登場してくるのですが、Dmrと言います。もうちょっと待っていてください、とも言っていたので、私達の事情を知っている別の(消費者センターの)担当者なのだろうか。。

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