おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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人のせいにするのではなく、すべては”自分のせい”という考え方が人を成長させるのではないかという件

旦那(妻)が浮気したとなったら、世間一般では浮気した方が悪いとなるでしょう。でも、ちょっと待ってよ、と実は私は思うのです。理由はそれぞれにしてでもですよ、ほんっとに自分に非のうちどころがなく、単純に相手がただの尻軽で、単なる遊び人だったとしても、それを

  • 自分に異性を見る目がなかった
  • 自分に相手を浮気させてしまう程魅力がなかった

という考え方です。

これを違う話で言うと、「あいつは連絡をよこさない、冷たいやつだ」という人。これも、ちょっと待ってよ、と思う。連絡をしないのは結局のところ、連絡をするほどの必要性がないから連絡がないのです。そして、こう言う人に限って、自分からも連絡しない。そうではなく、まず人から連絡が来るような魅力ある人間に自分がなること、そうすれば向こうから言わずとも連絡なんて来るものです、という考え方。

 

別の話では、最近ネット上でも話題になったほうれんそうの話。報告、連絡、相談のほうれんそうのこと。私もほうれんそうをしなさい、と教えられて育った世代です。これがまさか捻じ曲げられて広がって、本来は管理者側が「報告、連絡、相談がすぐに行われるような環境を作りなさい」という教訓だったとはなかなか衝撃的でした。これも人のせいにする人間の性質が生んだいい事例だと思います。

訴訟の国、アメリカ。なんてどんなってるんでしょうね。自由で平等なのはいいけど(もっとも最近平等精神を完全無視してる政治家も出てきてますけど)、浮気されたら速攻訴訟起こすんだろーな。パワハラなんて存在しないんだろーな。勿論、それぞれの国がそれぞれの長所短所があるんだけど、身を守る為の道具であるはずが、人を殺めるための道具であってしまっているというのは、それこそ皮肉な話である。

ま、色々とあるんだけれども、とかく人間とゆうものは人のせいにするのが大好きだ。人のせいにする人が浮気され続けるのは、人のせいにしてるからだと思う。辛いのはたしかに同情する余地はあるのだけれども、人のせいにしたって何もならない。でも、自分のせいにすれば人は成長できるのだと思う。浮気されるとゆうことは極論を言ってしまえば、自分に魅力がなかっただけでしょう。相手が浮気心を起こす隙を与えてしまった自分が悪い、とゆう考え方。また、人のせいにする人に限って、こうゆう思考パターンは生まれない。

  • 自分は相手をきちんと愛してあげられたろうか
  • 寂しい想いをさせてしまってはいなかったろうか
  • 相手を尊重し、感謝の心を忘れずに、しかもそれをきちんと表現して相手に伝えていただろうか
  • 相手を異性として想うことを怠らなかっただろうか
  • 当たり前のマンネリ化にならないように変化を取り入れたつき合いに努めていたろうか

などなど、考えるべき点を全部あげたらこんなものではないはずだ。

部下や従業員のことを「あいつは使えない」だとか「仕事ができない」だとか「あいつは営業の成績が悪い」だとか言う人も同じだ。人のせいにしていても何も変わらない。だってその人を「使えない」のは自分がその人を使えていないだけだから。その人が仕事が「できない」のは自分がその人に仕事ができる環境を与えられてないだけ。その人の営業の成績が「悪い」のは、自分がその人の成績をよくするだけの能力が悪いだけ。と思います。


 

要しますところ、人のせいにする人の思考パターンは決まっていて、何でも人のせいにしようと思えばなんでもできるものです。世の中の出来事なんてのは答えは一つではないから、揚げ足を取ろうとおもえばいくらでも取れるし、文句を言おうと思えばいくらでも言える。ちょっと周りを見ていれば解るものです。文句を言ってる人を注意深く見ていると、何に対しても文句を言ってますから。文句を言う人は、10年後も文句を言ってます。そして文句を言う事は、バカでもできる。

ボクは、成長したいので文句は言わないようにしています。と言っても自分も人間なのでたまには言ってしまうことも正直あると思うけど、とにかくボクは人のせいにはなるべくしたくはない。

どうしても人のせいにしたくなったら竜馬の言葉を思い出すこともあります。竜馬がゆくの中での話なのか、実際に龍馬が言っていたのか忘れましたけど、海援隊の中でカミソリの陸奥が隊士から嫌われるんです。陸奥は相当他人からは嫌われる要素があったみたいですから。その日も誰かが陸奥の非道を竜馬に訴えに来た時に竜馬は、

「50人も人が集まれば異論を唱える者は出てくる。それに同調できない己を恥じろ」

ってね。まったく、あの本はこうした本質的な言葉がちょいちょい出てくるもんだから、すごいよね。

浮気の話でも仕事の話でも、それから政治の話でもなんでもそうだと思います。人のせいにしている人の会話を聞くと、「自分にはその事を自分でできなくて、人のせいにするような人間ですよ」と公表しているようで、なんともみっともない。時にはこちらが恥ずかしくなる時があります。そんな時はこそこそとその場を逃げるか、逃げられない状況ならば話題を変えるか、話題も変えられない状況なら、私は苦笑いしながら自分の意見は言わずにだまってるか、はたまた時間がもったいないので違うこと考えてるかも知れません。

まとめ

とゆうのが持論なんですが、改めてまとめますと、人のせいにするよりかは自分のせいにすれば、その人は成長するのではないか、という話でした。よく聞く「人を変えたいならまず自分を変えろ」という話と同じなんですがね。

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