どちらかというと1人旅が好きな漢にワイフができた。いつも旅はあえて無計画に、自由に旅していたこの男が、此度は欧州周遊１ヶ月のハネムーンにワイフを連れて行くことになった。此度ばかりはいつものように無計画ではいけない、そんな連載であります。
※画像はモーツァルト像の本物
それにしてもラウンジは快適だ。もしかしたら、ユーレイルグローバルパスを購入するメリットはここにあるのではないか、と思われるくらい使える。
まず、休めるのがいいよね。考えてもみてください。こちとら重い荷物を持って異国の地を巡り周っているのです。発着を繰り返す旅には、列車の発車まで微妙に時間が空く時もありますし、街がまだ動かない早朝に到着する時もある、或いは日中は歩き回ってヘトヘトに疲れているかも知れない。そんな時に、ゆったりしたソファーで休める空間が、このラウンジだ。ここは1stクラスのチケット保有者しか入れないので、どこか品があって、もちろん清潔できれいだし、ゆったりと休めることができる。
※画像はウィーン第一の大聖堂
さらに、大抵のラウンジはちょっとした飲み物が提供されている。疲れた時に一杯の暖かいコーヒーはたまらない。これが無料でゆったりとしたソファーでいただくので、なんか家にいるみたいだ。その他、ビールやちょっとしたつまみ、ビスケットやパンなどを置いているところもある。
次に、充電ができるところだろう。ラウンジには至るところにコンセントをさすアレがあり、つまり、充電してくださいよ、と言ってくれている。旅で使ったスマホをたっぷりと充電できる。
※シュニッツェルの元祖らしいお店
さらにさらに、Wifiまで使えるとゆうおもてなし。ここで旅先で落ち合う人と連絡したり、ホテルを予約したり、フライトを手配したり、街の情報をゲットしたり、また仕事もできる、メールチェックをして、支払いをすましてFBを眺めて。。なんかもう、家にいるみたいだ。
そしてトイレだってある。当たり前のようだが、大抵駅のトイレは1ユーロだったりともかくお金を取られる。少額なのでどうでもいいようなことだが、大小の他、歯を磨いたり、顔を洗ったりするのにいちいちお金を取られないし、小まめに気軽に行けるし、なんか家にいるみたいだ。何より、一般のトイレより相対的にきれいであることが何より嬉しいポイントだ。
ざっと以上の理由からラウンジを重宝しているのだが、以上のような恩恵を無料で受けられるので、今回ユーレイルグローバルパスを購入しておいて本当に良かった、と思ったのでした。
なお、ラウンジは主要駅には大概あるが、どこにでもあるわけではないのと、予約チケットがないと使えないとか、フレキシブルの場合、適用日ではないと使えない、とかあるので注意が必要だ。また、飲み物は一杯まで、とかのルールも各ラウンジでそれぞれある。今回の旅では、そういった理由から2箇所ほど使えないところがありました。
【スケジュール】
20151110 ※この日の移動は列車です。
Wien(HBF)発 22:39
Praha(Hlavni Nadrazi)着 04:10(+1)
