おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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【人間力第76回】節約・倹約

お金を節約することに躍起になっている人がいる。これには勿論一理あるが、こと自己啓発に関しては見る視点を変えたいところだ。つまりは、こうゆうことだ。微々たるお金を節約することにより、時間を浪費していないだろうか。

その同じ時間を使って節約出来るお金よりも、もっと多くのお金を生み出すことは出来ないだろうか。いや、ここでも筆者は節約を否定しているわけではない。時間でもお金でも浪費を防ぐことは肝要である。ただ、その思考パターンを“節約”よりも、“開発”することに重点を置くことが自己啓発するということなのだ。

これは非常に興味深いことでもある。

例えば節約出来るのには限界があり、開発出来るのには限界がない。もっと具体的に言うと、あなたがPCを買うのに秋葉原に向かったとする。目的のPCが千円でも安いところを探すべく2時間探して節約を心がけるよりも、その同じ2時間でお金を生む時間に費やした方が良いかも知れない。

そしてこの例の場合、では節約出来る金額には限界がある。節約出来たとしても数千円、極論を言うとそのPCの代金までがここで言う節約出来る限界だ。しかし、(あくまでこの例の場合だが)同じ時間でも生み出せるお金には限界がない。

先にも言った通り、お金を生ませる時間に費やした方が良いかも知れない。この場合では、「かも知れない」ということを強調する。今回の一件だけを見れば、どちらでも大して影響はないものだ。注目すべき点はそれが習慣化されているかどうか。自分の思考パターンがどちらになっているか、ということだ。

仮に節約することが自分の思考パターンになっているとしたら、それは自己啓発しにくい環境にある。この思考パターンは心を貧困の状態に持ってゆく。逆に開発することが自分の思考パターンになっていれば、可能性に満ち溢れている。もう一度確認したいことは、節約するのには限界があって、開発するのには限界がない。

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