さて、話は元に戻ります。
当然、この考え方が全く異なる2人の人生も大きく異なって参ります。人間の1日というのは、我々には想像も出来ないほどの選択支があるからであります。朝起きた瞬間から、夜ベッドに入り就寝するタイミングまで。それが積もり積もったものが、人生でもあるから、こりゃ、変わるのも当然ということになります。
Aさんの思考は「できない」と言葉にしたその瞬間から止まり、脳を退化させていく。
Bさんの思考は「どうやったら~?」と自分に問うた瞬間から働き、脳を進化させていく。
Aさんは自分で自分の可能性を狭めていき、
Bさんは自分の可能性を無限に拡げていく。
Aさんは失敗を失敗とでしか考えないで、
Bさんは失敗をチャンスに変えようと考える。
Aさんは失敗を恐れて失敗をしないようにし、
Bさんは失敗するスピードを上げようとする。
Aさんはものごとを他人のせいにし、
Bさんはものごとを自分のせいにする。
Aさんは人の失敗を喜び、
Bさんは人の成功を喜ぶ。
Aさんは常に傲慢で、
Bさんは常に謙虚である。
Aさんは絶望を語り、
Bさんは希望を語る。
Aさんは過去を語り、
Bさんは未来を語る。
Aさんは不満が尽きず、
Bさんは笑顔が絶えない。
Aさんの人生はどんどんつまらなくなっていき、
Bさんの人生はますます楽しくなっていく。
Aさんはこのような話を聞いても自分だと気付かないで、
Bさんは自分にあてはまらないか、と素直に自問する。
考え方は、結果に出てくる。それも、顕著に、確実に。
それは、自分が見ている風景というのは、自分の「現実」というフィルターを通して見えるものだからだ。我々は、自分の考え方(=現実)で、日々ある無数の選択支を(意識する・しないは別として)選んでいます。
だから、自分の周りに起きた出来事は自分の考えから出た結果なのだ。だから、誰のせいでもない、自分のせいなのであります。今、たった「今」の現実は過去の考え方の結果であります。今の考え方の結果は、遅かれ早かれ、これからの未来の現実に、結果として現れてくる。←国単位、団体単位の話ではなく、あくまで自分の周りで起こった出来事の話であります。
こんなに大事な自分の考え方=思考の力なら、ブレないようにしたいものであります。