徳川光圀
言わずとしれた、黄門様、家康公の孫、第二代水戸藩主です。
その光圀さんが考案をお抱えの医者に命じた薬がこれ、
赤茂傳。頭痛と冷え症の方にはもってこいの逸品です。だって、からこれ400年の歴史があるんですもの。この赤茂傳は先祖代々 受け継がれ、今日のご主人は十七代目になられるそうです。
どうやって命じたかって、
「女性の体は子を持つ宿命から極めて微妙。ホルモンのバランスや血流を整え、女性特有の症状を取り去る漢方薬を開発、広めよう」
これが家伝薬「赤茂傳・あかもでん」です。
しかし、この伝統薬が6月1日に施工された改正薬事法によって、世の中から消えてしまう恐れがあるそうな。なんともバカらしいのが、その理由であります。この改正薬事法、緩和がされる一方、規制が厳しくなった部分も。
緩和された部分とは、例えばこれからはコンビニでも薬が販売されることになるそうです。今までは薬剤師がいなければどうたらこうたらとかあったのが、何か責任者をおけばいいような、ま、とにかくそんな感じなわけであります。
それはいいとして、規制の仕方に問題を感じるんですな。要するに、薬を郵送して販売するのがダメになるそうなんです。つまり、そもそもネット販売に対する規制なわけで、それが赤茂傳にも影響されているわけです。いや、ネット販売というのはたしかに危険な部分もあるわけです。だって、わけもわからない薬を飲んで人体に影響が出てしまう人もたしかにいるそうで。
かといって、我らが赤茂傳には関係ないでしょう。当然、赤茂傳は伝統薬で大量生産しているわけでもなく、それを本当に必要としている人が全国にいるわけです。400年続いている薬なので、問題が起こるはずもないのです。
なんという暴挙。日本の役人というのは歴史に学ばないのか、頑張れ橋本府知事!と思う今日この頃なわけです。頑張れ橋本府知事!!!万歳!