この地に到着したのは夕方6時頃。
先入観からでしょうか、空港内でもマイナスの波動を感じます。
とにかくこの地で1泊することになり空港インフォメーションに
聞いていたところ、人が寄って来る。
どこへ行く?とか、タクシーはいくらだとか、ホテルがなんだとか、とかの人。
もう、面倒くさいから、その中の一人と交渉成立。
$100でホテル代、空港⇔ホテルの送迎付き。
もっとも、チップを$10くらいあげましたが。
早速、ホテルの車に乗ろうとすると、
交渉人と入れ替わるようにして、一人の男が私の前に立ちはだかる。
しきりとその男は遠くを見て合図をし、仲間を呼んでいる模様。
(はめられたか。)
と思い、相手の出方次第ではとんずらする準備完了。
するとすかさず、その男は警察手帳(厳密に言うとカード)を見せてきました。
「パスポートを見せろ」
と言います。
日本の警察のように安心感はありません。
警察カードも・・・ソレ、本物ですか???
絶対自分で作れる自信あります。
身なりも制服ではないし、口調も攻撃的であられる。
そうしている内にも5人くらいに囲まれました。
しかし、どうやら警察であることは間違いないらしい。
ホテルドライバーにも尋問しているのであります。
それも、
「どこでこいつと知り合った」
「どうやって知り合った」
「今からどこへ行く」
など、鬼のように質問します。
ってか、何で怒ってんだ?
こちらから「何でそんなこと聞くんだ?」と言えば、
「何でお前が何故?なんて聞くんだ?」
と怒りを露わにして逆上するのであります。
ボクは警察だ、と言わんばかりであります。
荷物の中身をチェックされ、それもひどく乱暴であられる。
ドラえもんがアタフタする時に四次元ポケットから次から次へと
ポンポン出すような、アレです。
結局30分ほどで何事もなく怒涛の如く尋問から開放されましたが、
ホテルドライバーの言うところ麻薬のチェックだったらしいです。
思えばこのホテル行き交渉の際、
チップを交渉人に渡したところを見られていたのでしょう。
余談ながら到着したホテルは快適のことはなはだしく、正に安らぎました。
南アフリカポリスと対決・・・してほしい、patoさんに。