前回の続きです。
さて、その5人で話すわけなんですけれども、主に話し合っているのは私のワイフとコンド会社担当のEmsです。これに時々Bmsがちょくちょく話に入ってくるわけですが、Bmsは解りやすいんですけど、全額返金はできないから今和解して今日で終わらせてしまいなさい、という主張です。まぁ、これは私達2人とコンド会社との話し合いなので、相手にしませんでしたけど。
Emsは前回も話しましたように、どことなく品がある人で「話せる」タイプの人と見受けましたが、一つだけ気になることがあったんです。どうも、この会話は金額だけで話しているような気が・・・。勿論、話の争点は金額なんですが。。「60,000バーツのところ40,000バーツに・・・」って何回言って来るんでしょう。。
基本的に黙っていた私ですが、ずっと我慢していたのを解放しました。
- そもそも何でこんなことになっているか、あなたは知っていますか?
- あなたの会社のスタッフが結果的に間違った案内をするからこんな事になっている
- 今日遅刻したことについては謝罪はあったけれど、ミスアナウンスしたことについての謝罪が一向にない
- あなたの会社はセールススタッフに今回のようなミスアナウンスをしないように教育するべきだ
- さもないとまた同じような被害者が出てくるぞ
と。何と言いますか、金額ももちろんそうなんですが、これ↑が本質的な話じゃないですか。ここがブレちゃあ、いけないと思うんです。だってそうでしょう、ここがブレたらまた被害者が出てきますし、コンド会社だって結局、その期間他の人に売れないわけだから損失、誰も得しないんですよ、これ。コンド会社の評判も落ちますし。今の時代、その悪い評判なんか速攻で広まります。
ところで、私がこのことを言う前に実はEmsの意向が前向きに変わっていました。
「もう一度、社内でこれ以上の返金ができるように話し合ってみます」
との事なんです。これには、別の話があります。実は私は聞き取れなかったんですけど、ワイフが言うにはこのEmsははっきりと言う人らしく、
「なんだ、タイに在住しているんですか。日本に住んでいるのかと思っていました」
「外国人(投資家)の評判は落としたくないので、もっと条件を良くできるように検討してみます」
このことをEmsが登場して早い段階でボソッと言っていたというのです。
・・・ということで、結局、Emsが再度会社に全額返金できるようにかけ合ってくれるということで、この日は解散することになりました。その旨の要望を軽く記載して、2、3か所にサインして終了。あれっ、気付いたらEmsは挨拶もなしにどこかに消えていました。職員に聞くと、別案件で訴えてきているインド人を待たせているそうで、そっちに行ったとのこと。まったく、これだけ話しておいて挨拶もなしに消えるとは、、やっぱり礼儀正しいわけではないですね。タイ人でもこうゆう場合、サワディーカーくらいは言いますので、この挨拶なしに関してはワイフも憤激、、というよりそれを通り越して呆れていました。
後からDmrに色々聞いていると、こうした訴えはこのコンド会社に限らず、全般的に多い様です。それにしても今回も勉強になりました。消費者センター、なかなか使えるところです。1~2週間くらいでまた連絡が来るそうです。