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バンコクライフを賢く楽しむ4つのポイント

色んな要素が重なり合って、はたまた運命なのか、とにかくバンコクに“住む”ことになる人がいます。在タイ日本大使館によると40,249人の長期滞在者・永住者がおり、登録をしていない家族、その他を含めると10万人の日本人がいると言われます。

当然、他国に旅行に行くだけのと、“住む”のは全く違います。旅行したその国が好きになり、いざ住むとなるとそのギャップに気づき、「こんなはずじゃなかった・・・」なんてよくあることです。タイがそれにあたる国なのかどうかは私にはわかりませんが、ってゆーかこんなもの人それぞれなのでなんとも言えませんが、自分なりに考えるバンコクライフを抑えるポイントを4つ挙げたいと思います。

【ポイントその1】バイクを使う

すでに周知の通り、バンコクは世界屈指の渋滞都市であります。英国BBCの渋滞都市ランキングみたいので1位になったり、空から見ると「大きい駐車場だ」なんて言われたり、そう言われたりするだけあってなかなかのものです。

だからこその、バイク移動。ここで言うバイクとは、自分で運転するバイクです。バイタク(バイクタクシー)利用ではありません。

よくバイクと言うと、「タイでバイクは危ない!」という声を聞きますが、それは浅はかというもの。「タイではどうゆう運転が危ないのか」ということを理解して運転すれば、そんなに危ないものではありません。

もらい事故というものもありますが、そんな事言ったら日本でも同じですし、どこの国でも同じです。タイで言えば、タクシーや運転手付きの車に乗ってタイ人に自分の命を預けるよりかは自分で運転した方がいい、という私なりの持論です。

タイの人たちは日本人ほど車間距離を保たない傾向があります。毎日のように見かける事故現場の原因はこれと信号無視、それからスピード違反に、結局は行き着くと思っています。まぁ信号無視は言語道断なので置いておいて、この車間距離さえ抑えておけば大分リスクは抑えられます。

ちなみに、タイでは法的にぶつけた方がとにかく悪いので、そういった意味からも車間距離はポイントです。逆に言うとここさえ抑えておけば、運転する上でかなりの部分は抑えられるというもの。さらに余談で、私はタイでバイクを5年運転していますが、事故はありませんし、危ない!と思ったことも一度もありません。ただ、警察に捕まったことは20~30回ありますが。。

そんな意味でいうとバイタクはたしかに「危ない」というのも一理あります、車間距離をとらないタイ人の運転だからです。そして、そもそもバイクをポイントとして挙げる理由は危ない、危なくないとかじゃなくて時間です。ご存知の様に我々の最大の財産である時間を短縮できます。これこそが、理由です。

「会社から車を支給されるから・・・」
「お客さん(家族)を載せるから・・・」
「雨降った時に大変だから・・・」
「いい年していつまでもバイクに載ってられない・・・」
「バイクより車が好きだ・・・」
「バイクは危ないから・・・」、

色々な理由があるかと思いますが、それはそれで車は所有しておいて、ただ、一人でバンコク内を移動する際はバイクの方が、時間は短縮できます。

【ポイントその2】ジェトロを利用する

独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ/JETRO)。一見、名前からして貿易関連のサポートをしているところだろーな、とも言えますが、いやいやいや、そんなことはありません。日本人のなんでも相談所、みたいな感じがあります。あんまりこんな風に言うとジェトロさんより怒られてしまいそうなんですが、日本人にとっては大変ありがたいサポートをしており、日本人で良かった、と思えるくらいのところです。

特にタイのジェトロの支援システムは世界でももの凄いらしく、あらゆる情報の倉庫とも言っていいくらいです。基本的にはやはり企業向けですが、そうではなくとも、それだったらどこどこに言った方がいい、だとかのアドバイスはいただけると思います。

色んな無料セミナーも毎月開催されており、また、超がつくほど安価なオフィス貸しやビザ発行まで、サポートが充実しています。
タイ | アジア – 国・地域別に見る – ジェトロ

【ポイントその3】タイ人と対等に接する

残念ですが、また悪い言い方ですが、タイ人を頭から見下している日本人が中にはいます。あくまで“中には”です。全員ではありません。例えば、日本の給料をもらって数年間で帰国する駐在員の方、またはその駐在員妻。何度も言いますが、勿論、全員じゃなく、中には、の話です。

日本の給料でバンコクで住むとなると、一気に裕福な生活をゲットできます。お金は麻薬と言われるように、そこに落とし穴があるので注意が必要です。駐在員とお金は解りやすい例で、要は日本人のステータス、これを日本人の我々は持っているもので、気をつけないと知らず知らずのうちにそうなりがちなので、ここは抑えたいポイントです。

なんとかビットで日本人同士としか交流を持たない方、英語が喋れるからといってタイ語を勉強されない方、勿論、それは人それぞれの自由であり、他人がどうこう言う筋合いなどないんですが、「バンコクライフを楽しむ」という題名にのっとって考えた場合、タイの文化を尊重し、タイの人達の性格を尊重して、タイ人が地べたに座ってラオを飲んでいたら自分も地べたに座って肩並べて飲む、下戸でも水にしてもらって地べたで一緒に飲む、くらいの方が、本当のタイを楽しめると思うのです。

たまには自問してみることです、「自分はタイ人の人達と対等に接しているか?」。私も頻繁に行っています。

【ポイントその4】郷に入ったのだから、郷には従う

敢えて言うまでもなく、この黄金律は忘れない事です。日本で住んでいただけでは、到底理解できない理不尽な事は日常茶飯事です。ほんとに、パルプンテみたいな事が平気で起こります。そこで、自分だけの“常識”をもって対処するととんでもない事にもなりかねません。

例えば、国家権力や役人にはまず逆らわないことです。ヘタに自分の正義でもって立ち向かうと被害が大きくなるばかりです。自分の経験で数万バーツの損害、聞いた話で個人レベルで200万バーツの罰金、企業レベルだと数千万バーツ、億バーツ単位の罰金まであります。

悪気がなくても、そのルールを知らなかった、という事から巻き込まれるケースもあります。正に、「自分の身は自分で守れ」という、これまた黄金律となるわけですが、何か事件に巻き込まれたり、問題となった場合はまず感情的にならずに、その場はなんとか保留にして知り合いや友人、または、それこそ上記のジェトロさんとかに相談するのをおススメします。

感情的、と言えば、もう何年も前になりますが、タクシーの運転手ともめた日本人女性が、その運転手に銃で撃たれて亡くなりました。おそらく、感情的になってしまい、ガーっと言ってしまったのでしょう。これは日本人だけではなく、その他外国人、タイ人同士でも同じで、意外と殺傷事件は起きています。

パタヤでもロシア人が車を運転していて、他車に追い抜きされたのに憤慨して追い抜きし返したら撃たれた、という事件もありました。だからと言って、すべてに“従う”、という訳ではありません。従うべき対象はあくまで“郷”であり、ここで言うとタイの文化だったり、ルールだったり、勿論、法であったりいうことろです。

難しいところですが、要は、“勝てない喧嘩はするな”という事です。事件や問題において、外国人というだけで何かと不利なのに、日本人は「言うことを聞く」、「事なかれ主義」、「金持ってる」などの理由から、全世界・他国に漏れずタイでも格好のカモにされがちです。そうならない為には、郷を理解し、その郷には従った上で、色々と準備をしておくことです。

まとめ

ポイント4はネガティブ面から入ってしまいましたが、タイの“郷”は非常に魅力的なものであります。仕事中トラブルとなった時でも、何故タイ人は笑っていられるのか。それを「タイ人は責任感が足りない!」とか「ヘラヘラ笑ってんじゃねぇ!」と自分の小さい常識に囚われるのではなく、その微笑みはどこから来るものなのか、その真相を体でまず理解することが“郷に従う”ということで、そうなるとタイの魅力も一層増すものだと思われます。

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