最近、
デンマークによく関わる。
会社にはデンマーク人がいるし、先日来た営業マンもデンマーク人だ。デンマーク人の友がカンボジア入りし、それに合わせてその彼女がデンマークから来てタイ~カンボジアをショートトリップした。その後チェンマイに行った時に少し話した人も、デンマーク人だった。
彼は今回、3ヶ月のバケーションだと言う。それだけではない、3ヶ月したらデンマークに帰り、その後また違うところに旅行に行くそうだ。年齢は28、特に家が富豪だとか、ビジネスで何かやっているわけでもなさそうだ。「どうやって?」と思うでしょう。
聞いてみた。
「How???」
彼は7年前に大怪我をし、4年かけてリハビリし全治をしたが、すでに国から「もう仕事をする必要はない」と認可を受けた模様。勿論、彼自身は社会復帰をしたいので今後は彼の意思で選択は出来るようなのだが、要するに社会福祉制度によって保障されているのだ。
いや、病院や大学が無料で、今カンボジア入りしている友もなんか行きたいところ行きまくっているが、それにしてもここまですごいとは。
彼には毎月何もしなくてもUS$3,000の支給がある。ただ、しかし、ここから半分税金で引かれるそうだ。半分引かれた上で消費税は25%。
いやですね、私個人的には保障された人生には(今の年齢では特に)興味はないのでいいんですが、国の仕組みを考えると、やはり日本は参考すべき点が多くあるのではないか、と思って興味深くこの彼の話に耳を傾けていました。