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おもてなしハラスメントって、あると思います

最近の日本では、ハラスメントが色々取りざたされていますね。日本の外からそうした関連のニュースを見ていると正直、異常に思います。


 

アスリートの世界でも、コーチにああだこうだ言われたとしてパワハラ扱い。たぶん、昔の人間ほど思っていることでしょう。

「そんくらい、言うでしょ」

って。いや、言うでしょ、するでしょ、そんくらい。コメンテーターとかネチズンとか、よってたかって当事者を血祭りにあげるけど、教育現場でもそう、仕事現場でもそう、そんななんでもかんでもハラスメントされていたら人材は育たんですよ、何にもできないっすよ。

・・・とゆう部外者(日本非居住者)の意見は置いといて、今ハラスメントでググったらこんなおもしろい記事が出てきました。てか、こうゆう事が言いたかった!↓↓↓

「テクハラ」「カラハラ」「ブラハラ」「オワハラ」…新種のハラスメントが大量発生中!あなたはいくつご存じですか?(野崎 大輔)

なるほど、色々新しいのが出てきてるんですね。本当平和だわ、日本。

では、ワタクシからも一つ新しいハラスメントの紹介です。それは、おもてなしハラスメント(←お前も言うんかい!)。

おもてなしハラスメントとは?

要は、過剰なおもてなしのことを言います。とゆうか、真面目にあると思うんです。おもてなしは決して難しいものではありませんが、一つだけ注意するとしたら、ココです。そしておもてなしとは、そのホストは良かれと思ってやっているのだからやっかいではあるんです。そのホストにとってはそれが正義なので、なかなか気づかない。

そしてこれは、サービスとおもてなしの違いも解らないような云わば素人にもあるし、仕事やその道の経験上、偏って身についてしまった云わば玄人と呼ばれる人にも充分に有り得る話なのである。

ハラスメントの定義

次におもてなしハラスメントの具体例、といきたいところですがその前に、ハラスメントの定義を再確認してみましょう。

ハラスメントの定義
ハラスメント(Harassment)とはいろいろな場面での『嫌がらせ、いじめ』を言います。 その種類は様々ですが、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。
ハラスメントの定義 – 大阪医科大学
https://www.osaka-med.ac.jp›definition

まあ、ハラスメントとはこうゆうことなので、要は当人が「不快」と感じたらそれはハラスメントとなっちゃうわけなんですよね。この境界線がないところが、厄介なところでもあるんです。

具体例 その1

いい具体例が最近でもありました、下の記事です。

おもてなしのタブーって知っていますか? | 粋華志義

これは自らがやってしまったかも知れない、おもてなしハラスメント。知れない、とゆうのは私もその後、そのバンコクの友人と会ったんですが、たしかにそんな事は気にするような人柄ではないので安心はしました。が、ハラスメントとはその人がどう感じるか、であるのでなんとも言えない部分ではあり、少なくともこれがハラスメントになり得た、とゆうことは言えるでしょう。

具体例その2

次は例え話です。

お客さんを見送る、とゆう場面があります。ワタクシもホテルマン時代にドアマンやってたことがありますが、お客さんを車に乗せてドアを閉めて一礼、その車がホテル玄関前のロータリーをぐるっと回って車が視界から見えなくなるくらいで一礼、←こんなことをしてました。

例えばお客さん(女性)と会食後、夜も更けた時間帯とゆうこともありお客さんを家まで送ったとします。この時ホストはお客さんを最後まで安全に見送りたい一心から、お家の中の電気が付くまで外で立って待っていた。電気が付くのを確認してから一礼をして車で出発した。

一見、素晴らしいおもてなしをしているようにも見えるかも知れませんが、ここには二つのおもてなしハラスメントが潜んでいると言えます。

まず「家まで」とゆう点。女性本人から「家まで」とリクエストしたのならこの点は問題ないんですが、人に自宅を知られたくない人も中にはいるものです、増してや女性なら。お家ではなくても近くのコンビニとか、その「付近まで」見送るとゆうのも一つの気遣いであるものです。

次に「電気が付くまで」とゆう点。上にドアマンだった時の事例がありますが、それに倣うと見えなくなるまで、最後まで、見送るとゆう観点から正しいようにも思われます。また、女性客とゆうこともあり、安全に見送りたい、とゆう想いも理解はできます。ただし、これは過剰な行為であり、おもてなしとはなりません。

まず、安全上の観点から言うと、その女性客は年がら年中、そこに「住んでいる」わけです。その日以外の毎日、便宜上外泊はしないとすると一年のうち他の364日はそこに帰宅するわけです。なのでその一日だけ見送ることに安全上の意味など1%にも満たない。それをするなら、本人の了解を得てからボディーガードでも一年中付けてやることです。夜だからって関係ない。今は昼間でも変質者などいるものです。

単純にこんな事をされたらその女性客はどう思うか。まあ、その人間関係にもよるのでしょうがこの例え話だとお客さんとあるので会食するほどの良い関係ではあるものの、プライベートの関係ではないのだとしたら、単純に寒気がするでしょうね。部屋着いてカーテン閉めようとしたらまだ外にいた、なんてなるとストーカーではないとしても何かサイコ的なものを感じます。

まとめ

おもてなしもやり過ぎは良くない、というか、独りよがりであってはなりません。「もてなしてあげてるんだから」、とおもてなしをはき違えて自己満足でコレをやってしまうと嫌がらせになってしまうこともあるんです。ここでも、相手の立場になって考えることが大事になってきます。

このようにおもてなしもその本質をはき違えると、おもてなしハラスメントとなり得るのであります。

こうして考えると、おもてなしとは難しいものではないにしろ、奥が深い。

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