創業1909年の老舗! @ PRACHAK ROASTED DUCK
タイ食ログNo. 245
エリア: バンコク/Silom
旅先や暮らしの中で行ったレストランを勝手に、個人的に、あくまでも個人的な主観で勝手に感想をログしていくタイ食ログのコーナーです。
ついにこちらのお店を紹介する時が来たか。
Charoen Krung通りにある有名なカモ屋さん、なんと100年をゆうに越える歴史を持つ老舗だったんですね。そういえばそっか、と思うのは、自分が初めてタイに来た当時に、よく通ってたもんです、こちらのお店。
2002年にバンコクにやってきて、当時の勤務地はこのお店から徒歩圏内で、ランチタイムにタイ人スタッフに、たぶん一番はじめに連れて来てもらったのがここだったと思う。
それ以降、住まいも徒歩圏内だったんでよく食べに行ってた。そして、メニューを片っ端から毎日異なるものを頼んでタイ語を勉強したものです。
例えば、
ข้าวผัดหมู/ไก่
ข้าวผัดปู/กุ้ง
とメニューに並んでいるとして、これを順番に注文してゆきます。斜め線で区切られていますが、具体的には
ข้าวผัดหมู
ข้าวผัดไก่
ข้าวผัดปู
ข้าวผัดกุ้ง
の順番です。順番といっても一気に食べれるわけないので、一気に頼むわけではないです。だから、毎日の様に通ってたんです。
で、ข้าวผัดหมูを初めに注文するじゃないですか。てか、その前に、この段階では大学の教授の家に一ヶ月ホームステイをしてたので、タイ文字はギリギリ読めるようになってたか、少なくとも店員に伝わるくらいにはなっていました。
で、もう一回。ข้าวผัดหมูを初めに注文するじゃないですか。そしたらチャーハンが出てきます。この日はなんの理解はないですよ。だってチャーハンしか情報はないのだから。
次の日に二番目のข้าวผัดไก่を注文してみる。すると、やっぱりチャーハンが出てくる。すると、これらシリーズはチャーハンシリーズだとゆう事が解る。文字を比較してみると、
昨日のチャーハン →ข้าวผัดหมู
今日のチャーハン →ข้าวผัดไก่
ข้าวผัดが共通点ですよね。こうしてข้าวผัดはチャーハンである事が解ります。そうか、ข้าวผัดはチャーハンの事か、と。
ではหมูとไก่はなんの意味だろう?となった時に、今度は昨日と今日のチャーハンの異なる点を考えるんです。すると、今日のはチキン、昨日のは、、あぁ、ポークかと気付き、หมูがポークでไก่がチキンである事が解ってくるんです。
となると、明日のข้าวผัดปูは何チャーハンなんだろ?明後日のข้าวผัดกุ้งは何チャーハンなんだろう?って、ちょっと楽しみでもあるんですよね。そんな感じで通ってたこちらのカモ屋さん、にまた言ってみました。
同店の名誉の為にはじめに申しておきますと、こちらのお店は、所謂ローカル店です。時代の変化に無理して合わせるのではなく、PRACHAKの伝統こそが軸だと云わんばかりのその独自スタイルが、1世紀の歴史が裏付けられているようなお店です。
その為に、雰囲気は屋台がそのままお店になったような所謂タイローカルな雑多な雰囲気で決して綺麗でお洒落で、といった雰囲気ではありません。店員さんのサービスを求めに行くようなお店でもありません。
さて、今回はいつもの定番メニューでチャーハンとラーメンを注文してみました。チャーハンはこれぞ正に理想のパラパラ感、と言っても過言ではないですね。タイ米ってほら、よく言うじゃないですか、チャーハンにするとパラパラしてて美味しいって。その理想形態。ラーメンは所謂タイラーメンなんですが、ここの雲呑が好きでしてね、懐かしかったです。てか、メニューを見ても解る通り雲吞メニューが充実していて、自分の中ではカモ屋さんというより、むしろ雲吞屋さん。
カモ屋さんなのにあんまりカモが、とゆうかカモにもれなくかかってくるあの甘ダレがちょっと苦手なので、どうしてもチャーハンと雲呑に行く自分でした。以上、タイのローカルを味わいたいのならオススメの雲吞屋さんでした。
このお店のオススメ
เกี๊ยวหมี่หมูแดง 50B
※その他写真は下の写真アルバムにて
このお店の写真アルバム
お店データ
店舗名: PRACHAK ROASTED DUCK
タイプ: カモ料理店
場 所:
※より詳細な情報は下記Webサイトまで
ประจักษ์เป็ดย่าง
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