おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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ラーメンの日

 インスタントラーメンの父、安藤百福氏。


終戦直後、大阪の梅田にあるラーメン屋台の行列を見て、

「もっと手軽にラーメンを」

とのことでチキンラーメンを開発。


その後、世界初のカップ麺、カップヌードルを開発。
その安藤氏が絶賛されている記事を見ました。


 グルメ社食は一流企業の社員の特権。投資確保前のお金もなければ眠りもない、あるのは頭と夢ばかりなディベロッパーの栄養源は眠気覚ましのエナジードリンクとジャンク、ラーメンだ。

安藤百福日清食品創業会長が今年1月、96歳の天寿を全うした時、地元紙には「夜更けまで働く無数のハッカーを支え、無数のスタートアップの立ち上げに貢献したインスタントラーメンを作った氏にシリコンバレーは恩がある」とスタンフォード大のポール・サッフォー氏が追悼文を寄せた。「デイビッド・ヒューレット氏とウィリアム・パッカード氏のように安藤氏も家の裏の小屋で最初のインスタントラーメンを発明した。[…]

 そのラーメンは一夜にしてセンセーションとなり氏の事業はグーグルのような急成長を遂げ、今や年商50億ドルの国際企業日清食品である。[…]

 製品は改良を続けたが一番劇的な改良は1971年のカップヌードルだろう。元のインスタントラーメンとカップヌードルの違いは旧式CレーションとMRE*ほども違い、ハッカーには美味で手軽なものだった」* Cレーション:第2次大戦時の戦闘糧食で硬パンと缶詰から成る。1980年ベトナム戦争時に今のMRE(Meal, Ready-to-Eatの略)に代わった。

 同じ記事の中で、CIA(米中央情報局)のベンチャーキャピタリスト「In-Q-Tel」のギルマン・ルーイCEO(最高経営責任者)も立ち上げの時には「ラーメン4食分に1個スパム缶(ハム缶)を入れて、開発チームのみんなに食べさせたものだ」と回顧している。同社は米国のインテリジェンス・コミュニティー(情報機関6省の総括組織)のIT(情報技術)強化のため有望な企業に投資しているところ。そんな国家の治安の中枢にまでラーメンが食い込んでいたとは今さらながら驚きだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙ローレンス・ドウンズ編集委員は、「ラーメンで安藤氏は、人類進歩の永久殿堂入りを果たした」と追悼、最後をこう締めている。

 Teach a man to fish, and you feed him for a lifetime. Give him ramen noodles, and you don’t have to teach him anything.
 -漁を教えろ、そうすれば彼は一生食うに困らない。
  ラーメンをやれ、そうすれば何も教えなくていい。



・・・4日前(8月25日)はチキンラーメンの誕生日・・・

49年前のこの日、日本、いや、世界はたしかに回天した。。。

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