粋華志義

南アフリカポリスにからまれた

世界でも観光客を狙った犯罪が多い国、南アフリカ共和国

この地に到着したのは夕方6時頃。

先入観からでしょうか、空港内でもマイナスの波動を感じます。
とにかくこの地で1泊することになり空港インフォメーションに
聞いていたところ、人が寄って来る。
どこへ行く?とか、タクシーはいくらだとか、ホテルがなんだとか、とかの人。
もう、面倒くさいから、その中の一人と交渉成立。

$100でホテル代、空港⇔ホテルの送迎付き。
もっとも、チップを$10くらいあげましたが。

早速、ホテルの車に乗ろうとすると、
交渉人と入れ替わるようにして、一人のが私の前に立ちはだかる。
しきりとその男は遠くを見て合図をし、仲間を呼んでいる模様。

(はめられたか。)
と思い、相手の出方次第ではとんずらする準備完了。

するとすかさず、その男は警察手帳(厳密に言うとカード)を見せてきました。
「パスポートを見せろ」
と言います。

日本の警察のように安心感はありません。
警察カードも・・・ソレ、本物ですか???
絶対自分で作れる自信あります。

身なりも制服ではないし、口調も攻撃的であられる。
そうしている内にも5人くらいに囲まれました。

しかし、どうやら警察であることは間違いないらしい
ホテルドライバーにも尋問しているのであります。

それも、
「どこでこいつと知り合った」
「どうやって知り合った」
「今からどこへ行く」

など、のように質問します。

ってか、何で怒ってんだ?

こちらから「何でそんなこと聞くんだ?」と言えば、

「何でお前が何故?なんて聞くんだ?」

と怒りを露わにして逆上するのであります。
ボクは警察だ、と言わんばかりであります。

荷物の中身をチェックされ、それもひどく乱暴であられる。
ドラえもんがアタフタする時に四次元ポケットから次から次へと
ポンポン出すような、アレです。


結局30分ほどで何事もなく怒涛の如く尋問から開放されましたが、
ホテルドライバーの言うところ麻薬のチェックだったらしいです。

思えばこのホテル行き交渉の際、
チップを交渉人に渡したところを見られていたのでしょう。
余談ながら到着したホテルは快適のことはなはだしく、正に安らぎました。

南アフリカポリスと対決・・・してほしい、patoさんに。