バンコク【SRA BUA BY KIIN KIIN】タイ料理創作フュージョンスラブアバイキンキンサイアム Siam Kempinski Hotel ミシュラン 46★

suikasigi

3年前

SRA BUA BY KIIN KIIN@Siam Kempinski Hotel

タイ食ログNo. ３７１
エリア：　バンコク／Siam

旅先や暮らしの中で行ったレストランを勝手に、個人的に、あくまでも個人的な主観で勝手に感想をログしていくタイ食ログのコーナーです。

パラゴンの裏になんか高級そうなホテルがあるなあとは以前から思っていたんですが、今回のミシュラン店はその、高級そうなホテルの中でした。

Siam Kempinski Hotel（サイアムケンピンスキーホテル）とはどうやらドイツの老舗ホテルらしい。で、SRA BUA BY KIIN KIIN（スラブアバイキインキイン）とは本店がデンマークのコペンハーゲンにあるらしい。

なんでもオーナーがタイにバックパッカーできた時にタイ料理に感動してこの道を志したとの事。料理はもちろんタイ料理をベースにインターナショナルなワンポイントを取り入れたようなものであるらしい。

ホテルは初めて入りましたが流石に雰囲気がホテルとは違うのを感じましたね。しかもタイで一番地価が高いと言われるサイアムなんで、さぞかし宿泊費もお高いんだろうと思ったらそうでもないんですね、1泊4000B強でイケそうな感じ。

お店にはもちろん予約して、甚平からスマートカジュアルな格好をして行って参りました。

お店に入ると入口付近の席を案内され、そこでウェルカムドリンク（タイのお茶）やらいくつかアミューズ的なものを出してくれました。コースは4品（1時間半）、6品（2時間）、8品（2時間半）とありましたが、今回は6品のコースをお願いしました。

7つほどの小さなウェルカムフードが出て来た後、いよいよ本番の席に案内されます。本番前は時間にして30分くらいかな。これも一つの演出であるらしいですね。こうされる事により、本番のコース料理の価値があがるように思われます。わかりやすく言えばワクワクしました、いよいよか、と。

ここからコース料理を出してくれるんですが、もう1つのこちらのお店の特徴に気づきました。それは、料理を出す時の演出です。料理を出す時に何かしら一つの手間を目の前でかけてくれます。例えば料理が出てきて目の前でその料理にかけるソースを作ってくれる、とか。その度に店員さんが料理の解説をしてくれたり、自然と会話も生まれ、しかもそこはタイ人特有のユーモアが含まれているので単純に楽しい。

料理はとても美味しかったです。タイ料理の良さ、美味しさをしっかりと残し、それでいて変なクセが全くない。時々タイ料理が苦手な人っているじゃないですか。僕も超ローカルなタイフードとなるとクセが強っ！となって得意じゃないものもあるんですが、そんな人でも美味しく食べれるタイ料理かと思いました。タイ料理をインターナショナルな舌に寄せたような感じの料理、といった方がわかりやすいかも知れません。