粋華志義

(もう一つの)Iの主張

 さて、昨日に引き続きの主張シリーズです。

これは聞いた話ですが、
ある日本人が、インドにある会社に
シルバージュエリーのオーダーをしたそうです。

オーダーをする時にはその注文書にデザイン三面図や詳細なサイズ、
日本人ならではの細かいディテールも記載されてあったことでしょう。
打ち合わせもしたはずです。

そして届いたものは・・・、

なんとびっくり

大量のドアノブ。

こりゃびっくりを通り過ぎて、怒りも通り過ぎて、その次の笑いも通り過ぎて、
放心状態ですよ。
一瞬、自分の身に何が起こったかわからなかったことでしょう。

だって、ドアノブですよ。

シルバージュエリー注文したのに。

ドアノブ。

しかも大量の、

ドアノブ、ドアノブ、ドアノブ、、、

これは何かの間違いだと思い(ってか間違えすぎだろ)、
すぐ電話するじゃないですか。

すると、
「それはアナタが注文したものだ」

“Iの主張”というより、こりゃもはや怖い話ですな。

「いや、注文書と全然違うだろう!」 「シルバーの○○だよ!」
と言っても、
「アナタが注文したものだ」
の一点張りで、とうとう電話を切られたそうな。

「中国に進出した企業もどんどん撤退している」
なんて2年ほど前に聞きましたが、
おそらくは、色々びっくり事件があったのでしょう。