粋華志義

May I help you?

おはようございます!

昨日電車に乗っていて、こんなことがありました。
私が立ちながら本を読んでいると後ろの方で、

洋「Where is Shinjuku?」
和「・゚・。・゚゚・*:.。 」
洋「Ok, Ok.」

という会話が聞こえます。

振り返るとそこには外人女性と、日本人女性。
どちらも少し微笑んでいます。

???

今の話は成立したのか、どうか。
質問されたその日本人女性はちゃんと答えたのか、どうか。
ジェスチャーでも路線マップを利用して新宿の場所を説明したのか、どうか。
それが不明です。

とにかく、もしわからないのであれば、助けたい、と思いました。
しかし、確かに「Ok, Ok」と聞こえたのです。

そうこうしている内に次の駅に止まり、乗客で混んできました。
すでに私とその外人さんの間には2、3人の隔たりがあります。
すると外人さんはまた別の日本人に、

洋「Shinjuku?」
和「・゚・。・゚゚・*:.。」

どうした、日本人!?!?!?
鎖国だな、と思いました。
島国というその環境、鎖国というその過去のことからこうなったのでしょうか。

とにかくはじめの人も今の人も、その周りにいる人、私も含めて日本人は、
海外の大東京に来て困っている外人さんを迎え入れてあげられていません。

ただ、次の駅に止まった時、その日本人女性は路線マップを指さして、
次が新宿だよ、ということをジェスチャーで教えていたのでよかったです。

結局2、3人隔たりがあるからといって自分から声を出して案内して
あげられなかった、私もやはり日本人。
こういったやりきれない思いがあった昨晩がありました。

そして、今朝のこと。
道を歩いていると、キョロキョロしている外人2人組をはっけ~ん!
見るとそば屋さんに入りたいようですが、入り方に戸惑っているようです。

チャ~ンス!!!

なるほど、よく入り口に手を触れて開く自動ドアがありますね。
その勝手がわからないようです。
こりゃ、昨日の挽回ぞとばかりに入り方を教えてあげ、
今度は食券の自動販売機の前でアタフタしてます。
聞くと一万円札しか持っていなく、目の前の販売機では使えない。
それも別の販売機では使えることを案内しました。

これくらいではまだ昨日のやりきれない思いはなくなりませんが、
これから困っている外人さんを見つけ次第、
片っぱしから助けてゆくことを心に誓うのでした。
はっはっはっはっは。