今日は、エジプトでのお話しです。
エジプトといえば、当然ピラミッド見に行くじゃないですか。
そんな理由でカイロからタクシーに乗り、ピラミッドへ。
タクシーがちょうどピラミッドがあるギザへ入った辺りで
赤信号に引っかかりました。
すると突然、一人の男がドライバーに何やら話しかけています。
少しだけ話し込んだ後、その男が助手席に乗ってきました。
私は後部座席に座っています。
「相乗りか」
エジプトでは普通にあることなんだと思い、ピラミッド付近に到着。
すると、その男も降りだしました。
「私がピラミッドを案内しましょう」
とその男は言い出しました。
当然のごとく私は用心してずっと
「No, thank you.」
の一点張り。
それでもその男はついてきます。
私は依然一点張り。
というか、途中から無視しました。
それでもその男はついてきます。
タクシーで降りたところから、周りを歩き回りましたが、
塀がずっと続いててどこが入り口だかよくわかりません。
その男を拒絶と無視しながら30分ほど歩いたのでしょうか。。。
やがて、その塀が崩れているところを発見!
そこからピラミッドまではやや遠いですが十分見えます。
その塀から中は一面が砂漠です。
拒絶しながらも、その男の言ってる内容が耳に入ってきます。
勝手に説明しているわけですから。。。
聞けば、こんな↓内容。
「ピラミッドは馬かラクダに乗らないと入れない。」
「馬は3000円(←たしかこれくらいだったかと)、ラクダは〇〇〇円」
「夕方にはピラミッドは閉まるが、ボクは隠れ場所を知っている。
そこから見るピラミッドと夕日は格別だ。」
でも、向こうのピラミッドのふもとには団体バスが入っていて、
人がいっぱい歩いています。
「あれは、団体専用の入り口だ。」
この男は言います。
ちょうどそんな時、向こうから白人観光客何組かが馬に乗ってきて、
その崩れた塀から中へと入っていく。
もう断り続けた私はさすがに疲れてきて、
『3000円くらいだったらいっか。』
と自分に言い聞かせてしまいました。
でも、どうせだったら夕日が見たいと思ってそれを要求すると、
通常その3000円は2時間だけど、私がずぅっと渋っていたので、
夕日まででいいとその男も妥協してくれました。
当然、何か追加料金がないこと、3000円で済むことは確認済み。
さて・・・。
次回に続きます。