おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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日本人を考えてみた

皆様、こんにちわ!

とあるイスラエル人がいます。
この人は常に大体15カ国以上もの人種をチームに、
そのリーダーを務めています。

ここでは、毎週のように入れ替わり立ち代り人が出入りしていて、
延べ数で考えるとこの人は何カ国の人種を見てきたかわかりません。
そんな彼が、人にこんな事を言っていたそうです。

「日本人ほどよく働いて、
 何でも言うことを聞いてくれ、
 何も問題を起こさず、
 何人ともうまく付き合っていける、
 こんなに使いやすい人種は他にいない。」

まぁ、彼は人を“管理”する立場のため、
人を“使う”という表現をしたものの、
要するに“優秀だ”という彼の本音を言っているものだと思われます。

また、どこの国とは言いませんが、イリーガルの仕事を、
つまり法的に労働ビザなどを取らずに、
例えば日払いのバイトを“日本人”というだけで、
簡単にできると聞いたことがあります。

最初「中国人か?」と嫌そうな顔で質問され、
日本人だと答えると一気に上機嫌になり、
「どうぞ。どうぞ、どうぞ!」
と言わんばかりに歓迎してくれるといいます。

この、「日本人」と言っただけで、
相手が上機嫌になった経験は私も何度もあります。

ところで、先日まだホテルに滞在していたころ、
ホテルマネージャーが私の態度を気に入っていただいたらしく、
有料のインターネットを無料にしていただきました。

別に、大したことをしていたわけでもなく、
ただ、どこが皆と違っていたのか振り返ってみると、
“朝食時、使用した食器を片付け、「有難う!」と言っていたこと”
“すぐ隣の部屋で真夜中大騒ぎしていた白人がいて、
その時は何もその隣の部屋とはもめず、
翌朝「うるさいのでルームチェンジしたいのですが、可能ですか?」
と不機嫌になる代りに謙虚に申し出たこと”
“スタッフから話かけられた時に笑顔で普通に対応していたこと”
この辺りが原因かと思われます。

いや、実際にこれら↑が原因かどうかは未だに不明ですが、とにかく、
「彼は礼儀正しい、良いお客さんだ」
と言われているらしいです。
その他、別のスタッフが、有料なコーヒーを無料でくれたりしてくれました。

ここ数年、帰国して成田に着く度に、
「すげぇ~!!!」
なんて思います。
だって、コンビニの店員から、清掃する人、カウンター内の人全てが日本人!!!

例えば成田リムジンに乗ると、
わざわざスタッフがバス内に来てリムジン利用の御礼の挨拶をし、
礼儀正しくお辞儀をし、
バスが発車する時は他スタッフも全員で再度お辞儀をします。
そして、すぐに和式をバックミュージックとしたテープが流れ、
再度御礼の挨拶、
その後は運転手が直に御礼の挨拶をし、
「スピードや車内温度にご不満がありましたら何なりと申しつけ下さい」
とまで言います。

このような礼儀正しい日本人が
コンビニの店員をしてるなんて考えるとやっぱり、
「すげぇ~!!!」
となってしまいます。

南アフリカ人の友人に言われたことがあります。
「私達の国では、挨拶、礼儀という教育を受けていない。
 だからあんな風(別の南アフリカ人を指しながら)に
 平気に人の話に割り込みもするし、
 すぐに怒りもするし怒鳴りもする。
 挨拶(おじぎ)の仕方、というかその存在すらなく、
 日本のそういった礼儀正しい文化がうらやましいよ。」

この“礼儀正しさ”は私も大好きであり、
この点は特に日本人で良かったと感じております。

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