粋華志義

鏡の法則 その2

こんばんわ!前回の続きです!

・・・そうです、深呼吸を3回しました。
やがて、大量に荷物分けをしている私に
何人かのスタッフが声をかけてきてくれました。

「不要な荷物は郵送できますが、いかが致しますか?」
「箱をお持ちしましょうか?」

これらの問いに、深呼吸していなければ、
不機嫌に横柄に対応していたことでしょう。

私は、少しだけ微笑みを含めて、

「いえ、処分したいのですが、していただけますか?」
「いえ、大丈夫です。」

と丁寧に応答しました。

処分予定となった荷物は大量でした。
荷物全体の4分の1くらいはあったと思います。
あとは、着ました。

重量オーバーの料金は、それでも(日本円にして)1万8千円ほど。
ここまできて、やっとその荷物との価値バランスがとれました。

そして、改めてチェックインへ。
くどいようですが、おそらく終始私は不満げ、怒り、不機嫌といった
態度に出る代りに、丁寧な応対で接していたと思います。

すると、その現場の責任者らしき男性が走ってきて、
両手に私の処分するべき荷物を持っています。

「(小声で)これ、全部持っていって下さい!!!」

私は、でも大丈夫なんですか?と丁寧に聞くと、

「大丈夫です。1万8千円お支払いいただくのですから。」

私は、鏡の法則が成った!と思いました。(゚ー゚)
私の丁寧な応対があちらへ伝わり、それが私に返ってきた瞬間でした。
私が無愛想に、しかも不機嫌そうに接していたら、
それがあちらへ伝わり、あちらも無愛想に不機嫌に接してきたことでしょう。
また当然のように、本来処分されるべき5万7千円分の荷物は、
処分されたことと思われます。

“鏡の法則”、結構面白くありませんか?
今でも想うと、あの空港のスタッフの方全員に感謝したい気持ちです。
ありがとう御座いました。m(_ _)m