粋華志義

アカ族の数学が斬新過ぎた件

今、ワイフの兄を事情があって(仕事面で)教育しているのですが、なかなか斬新な発想におもしろかった件がありました。Excelのround関数を教えていた時のこと。どうしても話が噛み合わない。四捨五入は確かに理解しているようなのですが、どうも小数点が絡んでくるとおかしい。

なので、聞いてみた。

0.12
0.9

大きいのはどっち?

「0.12!」

喰い気味に回答が返ってきました。しかも、自信満々だ。なんなら、なにをそんな当たり前のこと聞いて来るんだ?バカにするのもたいがいにせーよ、くらいの勢いはある。

どうやら、彼の中では0.9の次は0.10になるらしい。つまり、こうだ。

0.7
0.8
0.9
0.10
0.11
0.12……

ほう。なるほど。0が省略されている事を知らないなしい。その証拠に、

0.1
0.10

この数字が同じであることが納得しないらしい。

ではその場にいた別の人間にも聞いてみよう。こうゆう場合は、私が説明するより、周りの人間を巻き込んで、多数決に持って行った方が話は早いのです。

その周りの人間とゆうのが、まずかった。その時その場にいたのは私と、ワイフの兄と、ワイフだったのです。

ワイフもこの兄と同じ環境で育ったようなもんですからね。彼らには0.9より0.12の方が大きいのです。

そしたら、もう2対1ですからね、なんかボクが押されてるんですよ。なんなら、こんなことも知らないの?くらいの勢いで、バカにされてる感じ。

むぅぅ、アカ族め。おもしろい。