久しぶりの実践です。
★★★実践★★★
■物真似の達人になる■
この素晴らしい“バカの才能”を伸ばす簡単な方法として、物真似がある。誰か自分が「カッコいい!」「こうゆう人になりたい!」という人の真似をしてみる。必ずこういった人は周りにいる。または、有名人でも一向に構わない。
そのファッションやら髪型、口癖、笑い方、そのしぐさや生き方など。全部でなくても良い(というか全部をやってしまうと自分がなくなってしまう)とにかくそれだけその人に近づくことが、物真似で出来る。“その人っぽく”なれる。
これは始め、勿論微々たる事である。しかしこれがやがて習慣になると、それがそのまま自分の“人格の一部”になるのだ。果たして血となり骨となり、私の特徴のひとつになるのである。
始めは物真似なんかして、周りの人から気付かれて嘲笑を買うこともあるかも知れない。しかしそんなことを自分は気にしない。もし、気にしてしまいそうになってしまったら、周りの目を気にしない精神力、バカの才能を思い出してみる。
言いたい人には言わしておけば良いのだ、言われているだけなら何も直接損はしないし、逆に嘲笑を買えたらたいしたものだ。何故なら、その人にとっては“普通のこと”ではないからだ。
普通のことをしていたら、当然普通の人間が生まれる。シャネル創業者、ガブリエル・シャネル(ココ・シャネル)氏の名言をも思い返してみる。
「かけがえのない人間になる為には、いつも普通じゃないことをしなければならない」
とにかく物真似をすると、その様な人間に近づける!実際、これはかなりのショートカットが期待されるものである。前章のイメージ化をまた思い出してみる。物真似だからイメージが必要となる。
この“モデル”は明確に存在するのだから確実に、正確に、且つ重要な財産である時間をもショートカット出来る、正に物真似は自己啓発の奥義なのだ。