粋華志義

久しぶりに他人に熱くなっています

「お前そんなの幼稚園児がウルトラマンになりたいと言っているのと同じことだぞ」

とゆうのは、当時中学生の私が課題の一環として自分の「俳優になりたい」という夢を提出したら、その時の先生に笑われた時に言われたことだ。

この俳優、つまり役者だとかミュージシャンだとか、所謂芸能人というのは一般的にこれで飯を食っていけるのは星の数ほどいる中でほんの一握り、もの凄い倍率だ。運も実力のうちと言うけど、大変な運もなきゃなれるものではない。運があってこの一握りの中に入っても、それを継続していくとなればそれこそ「実力」がないと続かない。

これになるために志を打ち立てるとなると、これは大変なことで、強靭な精神力もなければやってられない。私は少なくとも数年間、これを目指して東京に通っていたので、てか、上京もしたので少しはその世界を垣間見ることができたけど、とにかくすごい世界だ。こればかりは、やった事がない人には、解らない。

ひと言でいうと、不安との闘い。毎日、恐怖との闘い。自分との闘い。だって一回しかない人生を、一般的に考えてみれば成れないものに向かって歩いていかねばならず、それは大抵の場合、孤独だ。で、社会人になれば周りに車を乗り回す友人が出てくる。20代も半ばくらいになると周りに結婚するのが出てくる。次いで彼らには子供ができる。30くらいになるとマイホームを建てる人が出てくる。。周りがこうしている間、志を持つ者はずっとずっと、ずっとずっと、毎日毎日、孤独と闘っているのだ。

芸能人に限らず、得てして人が志を立てるということは、大小を問わずともそうゆうことなのだと思う。だので、私は未だにこうした世界を志している人達をリスペクトしている。そんな中、涙が出る曲を見つけたのでここでアップされたい。

空也MC、好きかも。