おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. Portfolio
  2. 55 view

【第27回】金は売り時?買い時?

金をリサイクルする意義

金は希少な貴金属だからリサイクルしましょう、
ということでは結局原田氏の言う様に少々困った見え方です。
そこで金をリサイクルする意義というのを紹介していきたいと思います。

1.生産量

はじめから重要なポイントをあげますが、
金は間違いなく“限りある資源”であるということです。

生産量を長期的に見てみるとぐんと伸びているのが解りますが、
短期的に見てみると2001年を峠に2008年まで下がり傾向にあり、
ここ2年ではまた盛り返しを見せています。

諸国が明らかに生産量を減らしている中、
着実にその量を増やしている国があるのが解ります。
中国であります。

中国では、
中国人民解放軍武装警察黄金部隊「摸金」という工作隊がいて、
先進的探査技術をもって新たな鉱床を発見していくのだと言います。

そしてこの世界第一位の産出量を誇る中国は、
自国で生産された金の売却をしないことにした。

中国の戦略はここでは置いておいて筆者が提示したいポイントは、
その現有埋蔵量です。

独立行政法人物質・材料研究機構の発表(2008年1月11日)では、
世界の埋蔵量は42,000トンとされています。

これ以外にも埋蔵があることはあるようですが、
太平洋(海)の下など開発するのに現実的ではないようです。

もちろん、
中国の「摸金」のような特殊部隊がこれから新たに発見していくかも知れませんが、
この42,000トンの数字に大きな違い―例えば倍の80,000トンになるような―が
起こることはまず考えられません。

考えられませんが、
たとえあったとしても80,000トン、その程度なのです。

その“程度”とは、
近年の世界の年間消費量が約2,500トンという数字を見れば
程度が理解できます。

単純計算でもこのまま行けば20年後、遅くても30年後に、
今30代の世代が生きている内に「金が枯渇する時」が来ると
色濃く考えられるのです。

Portfolioの最近記事

  1. 私がタイで、民泊Airbnbを閉鎖する理由

  2. 私がAirbnbでスーパーホストを維持し続けた3つの最強ノウハウ

  3. ゲストが携帯電話を失くした!その対応の一部始終について

  4. タイBX(bx.in.th)から香港バイナンスにビットコインを送金する方法

  5. タイ王国をスマートに旅するたった2つの攻略法とは

関連記事



おすすめ特集記事

  1. 粋華志義

    人間力 ~プロローグ~
  2. 旅ログ

    【ハネムーンまとめ】ヨーロッパ周遊1ヶ月で14ヶ国25都市を…
  3. Portfolio

    【第24回】金は売り時?買い時?
  4. 旅ログ

    【日本一周22日目】北海道

アーカイブ

アーカイブ

月間ランキング

  1. 登録されている記事はございません。

タイ情報☆ブログランキング

PAGE TOP