粋華志義

百足再来

 今朝は、百足(ムカデ)が服の中から出てきた夢で、飛び起きました。飛び上がるように起き、身辺をくまなく探し、百足がいないことを確認。

原因は解っている。一昨日、アメ横近辺を歩いている時、摩利支天を祀るお寺があった。あの独特な活気が漂う街並みの中――ど真ん中といっていいだろう――に、お寺があったのか。そう思ったのはたった2日前のことだ。

大方、こんなところだろう。

摩利支天 → 山本勘助が信仰 → 武田信玄 → 上杉謙信 → 毘沙門天 → 毘沙門天の使い → 百足。

ほら~~~。

百足は、痛い。なんせ武神・毘沙門天の使いですから。軍神の御加護のもと決して退くことを知らず、まるで明治期の日本人のように前のみを見つめて進み続ける・・・

犬に噛まれたよりも、蜂に刺されたよりも痛い。車に轢かれたよりも、車に突っ込まれ7~8mぶっ飛んだ時よりも痛い。頭を縫った時よりも、痛い。鼻の骨を潰され、鉄の棒を2本突っ込んで麻酔なしで鼻一個分元の位置にもどした時よりも痛かった。

百足物語 | 粋華志義

今日も百足の如く宜敷く顔晴ります。