粋華志義

龍馬伝45

「将軍も大名も、消してしまうと言うがか!?」

坂本龍馬の大政奉還とは、そういうことでした。のみならず、前時代からひきついできたエネルギーの終わり。そのエネルギーというのはただに江戸期だけでなく、室町期あるいはさらに鎌倉期より700年に渡り常にトップの地位にある「武士」という存在をも消してしまうということ。

果たして、その志を成し遂げたこの人物にはやはり、学ぶところがおおいにあるのであります。

「もううろちょろと動き周らん方がええ。これは、友としての最後の忠告じゃ」

このワンシーンは、かなりリアルでした。こうして改めて映像を見ると龍馬暗殺、薩摩説が濃厚になってきますなぁ。

それにしても龍馬伝もあと3回、クライマックスです。