おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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それがしだけの、特別なラーメン

下積み時代、1.8畳の部屋で起業したことがある。何しろ1.8畳とゆうインパクトある広さなので、当然トイレとシャワーは共同だ。しかしながら洗面台はこの1.8畳のなかに見事収まってるってゆう。洗面台だけではなく作業机、椅子、衣類などもすべてこの空間に納まっていた。この1.8畳の部屋が当時私にとっては初めて起こした会社の本社であり、また そこに住んでいたので家でもありました。

夜からバイトしに出かけて朝方に帰ってくると体力が続く限りそのまま本業の仕事、ランチは近所の中華料理店が出す弁当が250円の割にはボリュームあって安いし旨いので食べてました、てか、目覚ましの為に食べてた感もあるかも。それでも腹を満たすと雲の上にいる様なふわふわ感満載になってくるので、そのうち寝る。イスを机の上に積み上げて横になるんですが、大抵会社と家の機能を1.8畳のスペースに入っている中、その上寝床を作る時には雲の上にいるふわふわ感の中でやるので、横になっても足が伸ばせない時もある。上手く足を伸ばせる時もそりゃあって、その時は足を伸ばして寝れる幸せを感じて眠りにつく。で、夕方6時くらいまで寝たらまた夜のバイトに行く。

今考えると絵に書いたような下積み時代。そういや当時付き合っていた彼女が断っても無理やりにきて、その1.8畳のスペースで二人でクリスマスパーティやったこともあった。今考えるとよくやったな、クリスマスパーティ。あそこで。

で、そんな当時の自分へのご褒美とゆうのが、週に一回、近所にあるラーメン屋に行くことだった。特に有名店でもなんでもなく、地元に根付いたお店って感じ。カウンター席のみの昔ながらの店作りであるのだが、ここのらーめんがめちゃくちゃ美味い。と言っても一般的には普通のらーめんだと思う。

ただ、私にとっては冒頭の様な生活をしている身なのでこれ程のご馳走はない。よく言われる“第三のスパイス”が勝手にかかってるのでしょう、私にはめちゃめちゃ美味しいのだが、たぶん一般には普通のなんでもない、らーめんだと思う。 この日はそんな下積み時代に想いを寄せて、久しぶりに来てみた、

当時の想い出のラーメン屋。

10人ちょっとが座れるくらいのL字のカウンター席。L字の底辺は一人だけ座れて、後はL字の縦線部分に横並びにカウンター席が並ぶ。で、私はこのL字底辺の席に座るのだ。いつもの底辺席が埋まっていたら嫌だなぁ、と思いつつ、そう考えてみるとこの私の特等席でもある底辺席が埋まっていたことがない。で、やっぱり今日も空いてた、底辺。

底辺は空いてるけど、縦線部分の席は埋まってる。回転率もいいし、なかなか外観の割には雰囲気出てるんだよね、この店。

昔と同じく生と餃子を注文してみた。そうそう、ここの餃子、口にもって行く前に中身が全部くずれ出るところなんかも昔のまんまだ。ちょー旨い。

で、いつもの「らーめん」。てか、外看板にみそらーめんと記載あるのでたぶん、このらーめん屋はみそらーめんが主力なのだろうことは前々から気づかなくもないが、この店で「らーめん」以外を食べたことが、ない。みそらーめん(当時の私にとっては)高いし、何より醤油ベースのこの「らーめん」がなんか当時から懐かしくってこれしか食べてなかったとゆう。あぁ、ちょー美味かった。

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