粋華志義

龍馬伝7

 今回は、ちょちょぎれましたな。

龍馬とは、やはり好むべき人間ですな。 最近、巷ではこの大河ドラマの影響もあって、 いたるところで登用されている。 だもんで、今さら「龍馬、龍馬」というのは、 いかにもベタすぎて、なんとも口にしがたい。 特に今年、来年あたりはなおさらだ。

いや、近年に限らず、 坂本龍馬とは、もはや国民的人気である。 だもんで、自分が「龍馬、偉大ナリ!」と 叫んでも、群集にまぎれているような気がして・・・ できれば言いたくない・・・ わかります?

それに比べると高杉晋作は、ちょっとマイナーだ。 私は、坂本龍馬、高杉晋作、土方歳三をもって、 日本人の偉大なる三大人物とあげたいが、 なんとも上記の理由から、 高杉晋作以外の2人はベタすぎて、人にはあまり言わない。

しかし、今回改めて 坂本龍馬 偉大ナリ と泪が出た。 人から言わせれば、ドラマでしょ?所詮作り話だ! と言われる。 たしかにそうだが、 実際に残っている龍馬の手紙から、彼の性格を推察するに、 今回の場面なんぞ、想像に難しくない。 むしろ、 これまでに取り沙汰されてない感動的な名シーンは 実際の彼の人生の中で、他にいくつもあるだろう。

ドラマだけに、たしかに、場面場面のセリフや状況は単なる作り話だ。 しかし、坂本龍馬という人間がいたことは事実で、 その坂本龍馬の人物自体に感動するくらいは、ええじゃないか。 ちょちょぎれても、ええじゃないか。 元気が出ても、ええじゃないか。 ええじゃないか。

福山氏、いい感じになってきました。 武市さんも、いよいよハマッてきました。

にしても、
エースが逝ってしもうた~!