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読書を通して特筆すべきと感じたもの
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三吉慎蔵あて/慶応三(一八六七)年五月八日
この度の長崎行きは、ご存じの 事件についてで、 万一の知らせが届いた時は、 妻のお龍を土佐に送り返したいので、 土佐の坂本家より使いの者と…
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三吉慎蔵あて/慶応三(一八六七)年五月五日
このたびのご厚意について海援隊士たちに言い聞かせましたところ、隊士一同、涙をぬぐいながら有難がっております。 再拝再拝拝啓 昨日お話しもうしあげ…
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寺田屋お登勢あて/慶応三(一八六七)年四月二十七日
この一品はきみえにやって下さい。 あの子はいまどこにおるやら、ただ気がかりです。今度せっかく下関に連れてこようと思ったのに、やれやれまたこれから長崎へ帰…
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坂本乙女あて/慶応三(一八六七)年四月七日
私が土佐藩に戻ったと聞いて、幕府の役人は大変驚き、もう気をもんでいるそうです。あちこちから浪人たちが訪ねて来るので、どうもおかしい。近日中、後藤象二郎殿…
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坂本乙女あて/慶応三(一八六七)年四月初旬
さてもさても、お話のおかしさは腹を抱えて笑うほどでした。秋の日和の例えが、一番面白くておかしいと思いました。私はあの浮木の亀のことわざのように予想もしないこ…
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三吉慎蔵あて/慶応三(一八六七)年三月二十日
珍しいことをお見せし、お耳に入れます。 龍 今日お手紙を出しました理由は、一昨日薩摩藩の村田新八が山口の方へ使者として参ったこと云々についてです。…
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寺田屋お登勢あて/慶応三(一八六七)年二月十三日
この手紙をお渡しする帯屋も助 は確かな人ですので、 皆様もお返事など何なり なさって下さい。私の おります所は、 下関東本陣 伊藤助…
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寺田屋お登勢あて/慶応三(一八六七)年二月十三日
先日手紙を出しましたが、そのあとに箱が一つあるではないか。 宿のおかみがもし、これは何でございますかと聞く。 ここへ忘れてしもうた。 それはさて…