粋華志義

【人間力第77回】節約・倹約no続き

これ(前回のこと)は、長所と短所とに置き換えることも出来るだろう。短所ばかり直しても、何も害がない人間が出来るだけで、魅力ある人間が形成されるわけでもない。逆に長所を伸ばせば、その魅力が短所をもカバーし見えなくしてしまうものだ。

ここでもそうだ、短所を直すには限界があり、長所を伸ばすのには限界がない。

改めて確認したいのは、短所を見直すことも節約することも、たしかに必要ではある事だ。あくまでも、否定しているわけではない。ただ重点を置くべき視点を、自分の思考パターンを、長所を伸ばすことや開発する方に仕向けるのが私なりの自己啓発であり、人間力を開発することであるのだ。