粋華志義

【人間力第58回】注意すべき感情

さて。
勿論、感情とはこれら4つだけではありません。これらが無類の状況の中、複雑に絡み合います。しかし、いま少しこの4つの感情について分析してみるとしましょう。

喜と楽はまだ良い。それだけでプラスの感情と言って良いからです。問題は、怒と哀であります。これを多くの人はコントロール出来ずにおり、自分の世界や可能性を狭めているのではあるまいか。

怒ってはいけない、と言っているのではありません。哀しんではいけない、と言っているのでもない。ただ、その怒と哀という“感情”に、逆にコントロールされないように自己啓発出来るのであれば、随分と世の中が変わってくるのではと考えるのです。

感情に自分の舵を取られてはならない。

自分の道は、自分の心が決めるべきだ。怒と哀の感情に支配されるのではなく、それとうまく付き合い 自分の心が常に感情をコントロールする側になって、自分を見失わない状態に持っていくその精神力を持つ、こうゆう自己啓発はおおいにその人の持つ人間力となっていくことでありましょう。