粋華志義

【第2回】ダイヤモンドのスマートな選び方 ダイヤモンドを選ぶ際の順序

選ぶ際の材料

ダイヤモンドを選ぶ際の材料なのですが、
まず予算が必要となります(言うまでもありません)。

当然、お金をかけられればより綺麗なダイヤモンドも
選べるという選択肢が増えて参ります。

ここでは感覚的な予算ともうひとつ、
「限界」の予算も決めておくと良いでしょう。

実際に現場で輝くダイヤモンドを見ていると、
「もう少しだったら出しても大丈夫かな」
と思うことになるかも知れません。

また、お店の営業戦略として
「キャンペーン」、「限定」、「為替レート還元」などといった言葉を使って
あるいは予算の110%~120%あたりを狙ってススメてくるかも知れません。

本当の上限を数字で決めて置けば、
何があってもいざ選ぶ際にきっぱりと判断ができるためです。

これからが具体的なのですが、
材料としておおいに参考すべきはやはり、
「ダイヤモンドの4C」であります。

 

本章ではこの4Cを消費者の目線で解説していきたいと思いますが、
これを含めたダイヤモンドを選ぶ際の順序は次のようになります。

1. 予算を決める
2. 大体の重さ(Carat=キャラット)を決める
  ※重さにより、大きさが変わります
3. 第一印象を意識する
4. 色目(Color=カラー)を見る
5. 透明度(Clarity=クラリティ)を見る
6. カット(Cut=カット)を見る
7. 自分の感覚を確認して判断する

このようにその項目のほとんどが4Cを参考とするため、
これを知っているのといないのでは大分異なって参ります。

それではこの4Cに基づいて、順に解説して参りたいと思います。