そうそう、先週大事なことを見逃していました。
１４２年前、 １８６５年２月１日（旧暦慶応元年１月６日）午前２時過ぎ頃に、 日本を回天に一気に進める、重要な戦いが行われました。
絵堂村の戦い。
今日の その時 歴史は回天した は、 この日本史の分岐点となったこの戦いに 焦点を合わせていきたいと思います。
山県狂介率いる奇兵隊などの諸隊約２００名、 と、 当時の藩政府を牛耳っていた佐幕派率いる藩政府軍約２０００名。 この戦いの注目すべき点は諸隊が町民や農民から成り立つ諸隊であり、 対する藩政府軍は武士からなる（当時は）正規軍であることでありました。
つまり、江戸時代始まって以来の階級戦争と言って良いでしょう。 加えてこの山県率いる奇兵隊は後に日本陸軍の元となる存在。 前回、奇兵隊の使う山口方言「～であります」はそのまま軍隊用語と なったことは既に述べました。
絵堂。
山に囲まれたその小さな村で、 後の日本の運命を変える戦いが行われたのです。
そうだ 絵堂、行こう。
