粋華志義

【第20回】ダイヤモンドのスマートな選び方 ジュエリー店員のおススメ

ここまでくると「VS1だからおススメです」だとか、「SI1よりこちらのVS2の方がきれいでおススメです」というジュエリー店の店員さんがもしいたのなら、少し注意した方がいいのかも知れません。

この場合、たしかに店員さんはウソをついてはいない。

ただ、本当のことを言っていないだけです。

本当のこととは――
その「おススメ」が“誰”にとってか、ということです。

おススメとはこの場合、自分のことであるかも知れない。

つまりこのジュエリー店の店員さんにとっては、高く売れるものがおススメなのかも知れないのです。

「おススメ」という言葉ではなくても、店員さんが何かを勧めてきたら一旦考えてみましょう。

「このススメは、誰に対してのものだろうか?」

さてそろそろジュエリー店の店員さんに怒られそうなので、彼等の名誉の為にもう一度言わせてください。

勿論、
ジュエリー店の店員さんが悪いことでは決してなく、そもそも店員さんも十人十色です。

そして、その前に彼等が売る側の立場にいることです。

この“立場”については前述したので省きますが、このことはフェアに認識していただきたいところです。

私が言いたいのは、中にはそういった店員さんもいるので、そして4Cはダイヤモンドのきれいさの保証でもないので、正しい認識をもってダイヤモンドを選ぶのがベターだということです。

そして、
この連載はダイヤモンドだけではなくジュエリー全般において、正しい認識+裏技が解るように書いています。

この裏技は、暴露話によってこれからもお伝えしようと考えています。

私自信、愛して止まないジュエリーをもっとオープンに。