ここまでくると「VS1だからおススメです」だとか、「SI1よりこちらのVS2の方がきれいでおススメです」というジュエリー店の店員さんがもしいたのなら、少し注意した方がいいのかも知れません。
この場合、たしかに店員さんはウソをついてはいない。
ただ、本当のことを言っていないだけです。
本当のこととは――
その「おススメ」が“誰”にとってか、ということです。
おススメとはこの場合、自分のことであるかも知れない。
つまりこのジュエリー店の店員さんにとっては、高く売れるものがおススメなのかも知れないのです。
「おススメ」という言葉ではなくても、店員さんが何かを勧めてきたら一旦考えてみましょう。
「このススメは、誰に対してのものだろうか?」
さてそろそろジュエリー店の店員さんに怒られそうなので、彼等の名誉の為にもう一度言わせてください。
勿論、
ジュエリー店の店員さんが悪いことでは決してなく、そもそも店員さんも十人十色です。
そして、その前に彼等が売る側の立場にいることです。
この“立場”については前述したので省きますが、このことはフェアに認識していただきたいところです。
私が言いたいのは、中にはそういった店員さんもいるので、そして4Cはダイヤモンドのきれいさの保証でもないので、正しい認識をもってダイヤモンドを選ぶのがベターだということです。
そして、
この連載はダイヤモンドだけではなくジュエリー全般において、正しい認識+裏技が解るように書いています。
この裏技は、暴露話によってこれからもお伝えしようと考えています。
私自信、愛して止まないジュエリーをもっとオープンに。