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(坂本乙女あて)内蔵太ら土佐人の活躍/慶応元(一八六五)年夏推定
その後お久しゅうございます。 近頃、さぞやご心配されていることだと 思っております。さて、私や英太郎たちは皆元気で精出し頑張っております。 ど…
その後お久しゅうございます。 近頃、さぞやご心配されていることだと 思っております。さて、私や英太郎たちは皆元気で精出し頑張っております。 ど…
その後あなたへの連絡が遠のいているように思います。 昨日あたりから風邪のため お引きこもりだということ、 くれぐれもお大事になさってください。…
あの小野小町が詠んだ名歌にしても、実際日照りが続く時には、絶対に雨は降らないものです。 あれは北の山が曇ってきたところをそっと観察して知った上で詠んだの…
先日頂いたお手紙、お歌などまことに面白く拝見しました。 私は急用があり、 これから江戸に参りますので、 そのお知らせかたがた先日のお返事さし上げ…
兄権平から京都より大阪まで送ってきた手紙について、お便り差し上げました。○例の養子の事は前々からの願いで、先年も度々申しておりましたところ、…
この手紙は非常に大事なことばかりを書いているので、決しておしゃべりには見せてはいけないよ。今日が六月二十何日か、 忘れてしまいました。 一筆さし…
最近は日本で一番の軍学者 勝麟太郎という 大先生の門人になり、 特別にかわいがられて、まあ お客様のような扱いを受ける ようになりました…
そもそも人間の一生など、分からないのは当然のことで、運の悪い人は風呂から出ようとして、きんたまを風呂桶の縁で詰め割って死ぬこともある。 それと比べると私…
一つ 金二両。 これは私が讃岐へ参りますときに、金が入り用になって借用したものでございます。 返済はことしの暮れまでに 一割五分の利子を添えて、…
この手紙を持って行く者に、以前に大回り船で送った荷物の行方が知れんとは言われんぞよ。この男の荷物じゃきに。手紙が龍馬から来たけんど間違ったと言っておいて…