どちらかというと1人旅が好きな漢にワイフができた。いつも旅はあえて無計画に、自由に旅していたこの男が、此度は欧州周遊1ヶ月のハネムーンにワイフを連れて行くことになった。此度ばかりはいつものように無計画ではいけない、そんな連載であります。
この日も移動が多い日。まずニースからフィレンツェまでの列車を手配しておき、フィレンツェに着いたらまず、ローマまでの列車を3時間後くらいに手配しておきました。この3時間が私達のフィレンツェ観光、街を全力で徘徊する。
フィレンツェは街全体が美術館だと言う。果たしてそうなのね、美しい。こんな街で生まれ育つからイタリア人はあんなにセンスが良いのか。ちょっとずば抜けてるな。
で、ローマに到着。ここでユーレイルグローバルパスのもう一つの活用方法について。
ユーレイルグローバルパスは流石にメトロまでは使えないが、地上の所謂普通列車は使えます。ローカルの列車なので、地元の人が通勤などでも利用するような電車のこと。これは、予約する必要がないんです、自由席だから。
これが活躍したのがローマ。ローマは1日にしてならずですからね、広い。広い上にこの街の中にはヴァチカンとゆう“国”が存在しているわけですから、効率良く回らないと私達の今回の旅のコンセプトである浅く回れないことになりかねません。
そこで地球の歩き方を見てみると、こんなのがありました。
これこれ、最強のプランじゃないですか、これだから地球の歩き方は頼もしい。これに真実の口を足して自分なりにアレンジできることも嬉しいポイントです。
で、別口で探していた宿がちょうどヴァチカンから900メートルという近さ。その内容からも即決めされた宿がこちら、
Demi’s Home で、ここ見てもらうと解ります通り、ローマのテルミニ駅より遠い。メトロからも微妙に離れています。で、どうやって行くかなーと考えていると近くに S. Pietro駅とゆうのがあるじゃないですか。なんか地上駅っぽいのでユーレイルグローバルのアプリで検索すると果たして出てきた。 予約必要の[R]マークもないし、正しくこれぞユーレイルグローバルパスで予約しないで、追加料金なしで乗れる普通列車!ただし、フレキシブルの場合はカウントされるので注意です、まあ、列車の到着日(=同じカウント日)だったので私達はそのまま乗りましたけど。
もう一つ注意なのが、この普通列車の場合でも、ちゃんとトラベルレポートには書いておいた方が良さそうです。実際に使っていて、車掌さんの雰囲気から書いてなくても注意くらいで済まされそうですが(てか最初の便で書いてなくて注意されました)、やはり原則は乗車前の記載だそうで、ネットを見ていると書いてなくて罰金というケースもあるようです。
とゆうように普通列車もうまく活用できるとゆう選択肢も増えるわけです。
ちなみに、ローマの次はフライトでアテネだったので上のDemi’s Homeからは空港に向かうのですが、これは偶然ですが、S. Pietroから近いのでした。空港がたまたま、S. Pietro寄りだったんですが、後日の出発日はたった空港までの、これだけの距離でユーレイルグローバルパスを使うわけにはいかないので、キャッシュで空港までの切符€8を通常通り購入することになるのでした。
【スケジュール】
20151031 ※この日の移動は列車です。
Nice(Ville)発 08:09
Milano(Centrale)着 12:50
Milano(Centrale)発 14:15
Firenze(S.M.N.)着 15:55
Firenze(S.M.N.)発 18:38
Roma(Termini)着 20:10
Roma(Termini)発 20:42
Roma(S.Pietro)着 21:01