店員さんが教えてくれない4C、ひとつ目は重さ
ひとつ目のCは重さ、つまりキャラット(Carat)です。 キャラットは時々「大きさ」と勘違いされますがこれは重さであり、 1ctは0.2gに相当します。 ただ重さが重くなればそれに伴い大きさも大きくなります。 それでは大体の重さと大きさを見てみましょう。
上記の表はあくまで大体の目安となります。 カットにより面の大きさや高さのバランスも変わってくるためです。
さて、 ジュエリー店の店員さんが教えてくれない4Cを解説するのに、 まずダイヤモンドの取引はどのようにされているのか、 どのようにダイヤモンドの値段は決まっているのか、 をお話ししなければなりません。
ここに、 ラパポート・ダイヤモンド・レポートというものが登場してきます。 ニューヨークのラパポート社が発行しているダイヤモンドの調査専門誌で この中にダイヤモンド価格の指標が詳細に表記され、月に二回ほど更新されます。
ダイヤモンド取引業者のみメンバーになれる有料会員になれば インターネットでもこの指標がダウンロードできます。 ここでの数字はあくまでも指標であり、相場や定価ではありません。
この指標を元にダイヤモンド業者は「ラパポートの○○%ダウンで~」と いったように取引をしているのです。