おもしろき こともなき世を おもしろく

  1. 粋華志義
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これから何かはじめる人へ ~新しい事をはじめるには批判が伴う~

それが人間というものなんだけれども、新しい事をはじめるには必ずといって批判が伴う。

で、批判を言う人にはどうやら3つのタイプに分類できるようだ。

■1. 代替え案を言う人

このタイプは批判すると共に、自分なりの代替え案をも言う。一緒に新しい事をするのに、一緒に考えていけるタイプだ。日本では自分と意見が合わなければ、それだけでその人を嫌厭する傾向があるが、世界では逆な文化もある。つまり、自分の意見を言わないと「自分の意見を持っていない」とゆうことで相手にされない、というアレだ。

個人的には、こうゆう人とは話ができる。

■2. 批判しかしない人

このタイプの人は批判しかしない。でもって、残念なことにこうゆう人、多い。つまり、群衆の人達だ。後述するけど、こうゆうタイプは思考がすでに批判する思考回路になっているからどうしようもない。自分で動いているとこのタイプが多いことにまったくもって、驚く。

個人的には、こうゆう人とは話はしたくない。でも、ボクも大人なのでそれは表に出さず、こうゆう人だと解った時点で自分は全部を語らないか、右から左に流すか、適当な相づちをうって何か別の事を考えている。ボクはこうゆう人とは間違っても、議論はしない。

■3. 影で批判をする人

こうゆう人はタチ悪い。影で批判するのだから、自分はそれを知らないままで終わる場合もある。しかし、だからといって、影で批判されてもどうでもいいのである。言いたい人には、言わせておけばいいのだ。ただし、その人が自分を批判するのはいいとして、大事なのは自分の時間だ。極力、自分の限りある人生の大事な時間をこのようなタイプの人とは共有したくない。その為の見分け方はこうだ。その人が自分の意見を持っているか、どうか。この、影で批判するタイプの人は、自分の意見を持っていない。

 

くどいようだが、批判は何か新しいことをはじめる自分にとって、基本的にタメにはなる。なるんだけども、批判にも品質とゆうものがある。つまり、上の3つのうち、1から品質の高い順番になっている。すなわち、1の批判は参考となり得るもので、2と3は切捨てても差し支えないレベルのものだとゆうことだ。2と3の批判のレベルなど、言われなくてもとっくにわかっている場合が多いからだ。

ただし、批判について改めての注意点を言うと、さすがにこれを言われ続けると気が滅入ってくるとゆうことだ。そんな時は思いだそう、今の世の中は、この批判を乗り越えた人物が作ったものだとゆうことを。逆に言うと、批判がないようであれば、それは新しいことではない。すなわち、批判されないようであれば、それは大成しない。なぜなら、新しい物事でなければ他の物事と同じで埋もれてしまい、やがて必要とされなくなるからだ。批判されないようであれば、それは新しいものではない。これだけは断言できる、新しいものは大衆によって、必ず批判される。

これを、別の観点から見るとこんなことも言える。世の中には2つのタイプがある。プラス思考とマイナス思考の人だ。プラス思考の人は、「どうすればそれができるか」を考える。マイナス思考の人は、「どうすればそれができないか」を考える。両者とも、そうゆう思考回路になっているから、この二人が話すと話がかみ合うわけがない。

プラス思考の人がいくら新しいことの素晴らしさを話しても、マイナス思考の人は「どうすればその新しいことの愚を解ってくれるだろうか」の思考回路で話すので、どうにもならんとゆうことだ。おもしろいことに、この二つの異なるタイプの人が話す場合、マイナス思考の人は相手に解ってもらいたく、色んな方法でその相手に説くのだが、プラス思考の人はちょっと次元が違う。プラス思考の人は「どうすればそれができるか」の思考でいるので、目の前の相手に理解してもらわなくても必ずしも構わない。これは、ゴールが異なるからだ。この場合、プラス思考の人のゴールは新しいことを大成させることがゴールであるが、マイナス思考の人のこの場合のゴールは「今、目の前にいる人を批判すること」がゴールになってしまっているので、だので両者がいる次元が違う、とゆうことが言える。

この二つのタイプの人と話していると、そのタイプの違いが180度違うことがすぐ解る。全く違う。批判しかしない人と話しても一緒に何かできるはずもないし、とゆうか、話が前に進まないのでね。「どうすればそれができるか」の思考を持っている人と話すと話がトントン拍子に進む。で、当然物事は思った通りに進まないから、またそこで「どうすればそれができるか」を考えて話す。…の繰り返し。そこで気付く、やってみたからこその実践が伴った発見に気付く。この発見とゆうのが行動が伴った知恵。批判だけしかしない人には一生かけても手に入らない知恵なのだ。ちなみに、批判だけしかしない人がもっているのは単なる知識。もうお解りの通り知識なんぞは今の時代、なんの役にも立たない。そこら辺に転がってるから。

なので、新しいことをやっていくにあたって少なくともボクは「どうやったらそれができるか」とゆう思考を持った人と話していきたい。「どう言ったらそれが愚だと解ってもらえるか」といった思考回路の人との会話は、あまり興味がない。

ちなみに、自分は実生活では批判すらしないように自らを律し、そう心がけている。おこがましいから。しかし、この粋華志義の場では別だ。その辺は自分も一人の人間で、普段吐かない毒をこの場に限って解放しているのかも知れない。デトックス効果ww

まとめ

これから新しいことをはじめる人は、ただ批判を恐れるな、とゆうことだけではなく、付き合っていく人を見定めてゆくことも大事だと思いました、とゆう話。

ちなみに、今回のテーマに似た記事を10年以上前に書いていました。ちなみにちなみに、人間力の記事をアップした日付は2010年になっていますが↓原稿は2004年に起こしたものです。

【人間力第17回】考え方の違い2 | 粋華志義

【人間力第18回】考え方の違い3 | 粋華志義

【人間力第20回】考え方の違い5 | 粋華志義

 

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